Lucien Le Moine Clos de La Roche Grand Cru
ルシアン・ル・モワンヌ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ

2018 ルシアン・ル・モワンヌ　クロ・ド・ラ・ロシュ　グラン・クリュ　コート・ド・ニュイ　ブルゴーニュ/フランス 月曜日のワイン。 ル・モワンヌ「モレ・サン・ドニ村GC3銘柄を飲み比べ」その・2 2杯目は、個人的に大大大好きなGC、クロ・ド・ラ・ロシュです。 こちらは、まったくヘタレていない…どころか、花の盛りのような美しい香りと味わい。 岩や鉱物のようなゴツいミネラルの塊と、花のエッセンスのような繊細さが調和し、さらに果実の旨みがグラスから溢れ出してくるようです。 おそらく、抜栓からの状態としては、ゆっくり下り坂に向かっているところなのでしょうが、それでもこの美味しさ！ 残念ながら山の頂は見られませんでしたが、頂上を越えても、まだまだ美しい高原が続いている感じです。 驚くほかないワインだと思いました。

外観は全体的にほんのりとオレンジ味を帯びた淡く明るいルビー。スグリやチェリー、スモモのフレッシュな赤系果実。なめし皮や濡れた落ち葉の熟成香。タイムやローズマリーのグリーンノートにスミレのようなフローラル感。グラファイトやペンシルリードのミネラリーな要素に僅かにホワイトペッパーが入り混じる。メープルシロップのようなニュアンスも。透明感があり、かつ堅牢だが9年の熟成を経て丸味を帯び始めた貴賓ある佇まい。柔軟でしなやかな口当たり。思いの外ボリューミーな凝縮した果実味。素晴らしくシルキーで繊細なタンニンに上品な酸。充実したミネラル感が余韻に現れ花びらが舞うかのような可憐なフィネス。厳格なイメージのあるクロドラロッシュだが外交的かつ素晴らしい調和感、高貴ながらも優しさ溢れる極上の逸品。ひれ伏すぐらい参りました。

2017 ルシアン・ル・モワンヌ　クロ・ド・ラ・ロシュ　グラン・クリュ　ブルゴーニュ/フランス 木曜日のワイン。 道草ワイン・その2 いつものデパ地下の一角で道草(笑) 2杯目は、今年初めてのピノ・ノワール。 外観は、明るくクリアなラズベリーレッド。ルビーとガーネットの中間のような色合いに、黒みの階調が付いた感じです。 熟したブラックチェリーのような果実香に、鉱物のエキスを加えたようなミネラルのニュアンス。 深紅の薔薇、伽羅のような香木のヒントも加わり、全体がノーブルな香気を放っています。 口に含むと、サラッとしたしなやかなテクスチャで、とても軽やかな果実のエッセンスと、巨大な岩にかじりついているような、膨大なミネラルのニュアンス。 非常に複雑な味わいだと思うんですが、不必要なものが一切ないシンプルさも感じます。 余計なものを削ぎ落とされた、ミニマルで本質的な美しさと、純粋ゆえの明快さと強靭さが、このワインの味わいの特徴ではないでしょうか？ めちゃ美味しいです♡

外観は全体的に褐色味を帯びエッジには僅かにオレンジが見て取れる熟成を感じさせる色調度の高い明るいブリックルビー。スグリやダークチェリー、カシス、スモモ等の赤黒系果実にオレンジ。ユーカリやセージ、ミントのグリーンノートにグラファイトやペンシルリードの鉱物感。なめし皮や腐葉土の熟成香、リコリスやブラウンシュガーのニュアンスも。それぞれの要素が融合、調和し複雑な印象をもたらす。透明感があり、かつ、ピンと張り詰めたような緊張感も持ち合わせる清廉とした佇まい。非常に艶やかでシームレスな口当たりが印象的。円熟味のある果実感のミディアムボディ。きめ細かく繊細なタンニンに優しい酸。豊富なミネラル感が余韻に現れ骨格さをもたらし厳かなフィネスへと続く。このワインは威厳と尊厳に満ち溢れている。この存在感、素晴らしい。

ルシアン・ル・モワンヌの11クロ・ド・ラ・ロッシュGC フランス、ブルゴーニュ ピノ・ノワール 黒系果実のコンポートの甘い香り、森の下草、鞣し革、キノコなどの熟成した香り、黒糖のコクのある香り。しっかりした果実味、滑らかなタンニン、バランスの良い酸味。 バタールに続き赤を抜栓(^^) 菜の花とレンコンのパスタ、イベリコ豚のオーブン焼きなどをつまみながら♫ 新しいお皿を買ったのでうきうきです（笑） おまけ写真はしばらく前に飲んだ日本酒です(^^) ササユリから採取した酵母が独特で、今まで飲んだ事がない味わいでした♫

4.1

ルシアン・ル・モワンヌ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ2012 凄いぜ！ルシアン・ル・ルモアンヌ！ 流石グラン・クリュ♪ 野いちごやラズベリーの弾けるようなジューシーな香りに、スパイスや土のアーシーな香りが複雑に舌に絡みついて、いつまでも舌の上で転がしていたい味わい♪ 肉厚で繊細でどこかフェミニン…(°Д°) 快感でございます！

グランクリュってやっぱりスゴいです。 スパイシーでピノらしからぬ香り、でもピノらしい繊細さと重すぎない後味のスッキリ感。 自分では買えないワインを5人で共同購入

ブラインドで出してもらった一本。ヴィンテージ・グランクリュまでは当たったが、畑は隣で間違えた。 シュール・リーの要素が強くて、テロワールが完全には掴みきれなかった。 <醸造> 低温マセラシオンを3〜5日間行い、自然酵母で18〜21日間アルコール醗酵をさせます。 <熟成> 熟成は樽で行い、新樽比率は25〜30%で18〜20か月間寝かせます。そしてノンフィルター、ノンコラージュで瓶詰めされます。

CLOS DE LA ROCHE 2000 Lucien Le Moine