株式会社 Kisvin

山梨県甲州市塩山にあるブドウ農家の3代目荻原康弘は、2001年に家業を引き継ぎ、ブドウ栽培を専業としていた。2002年頃よりワイン用ブドウ栽培に着目、高品質な醸造用ブドウの栽培を目指すことを決意。2005年には、「３人で力を合わせてワイナリーを設立しよう」という一言から、池川仁、西岡一洋らとともに醸造用ブドウの勉強会グループ「Team Kisvin」を立ち上げ、同時にワイン用ブドウの栽培とその規模拡大にも着手した。2008年、シャトー酒折に向けワイン用ブドウを販売開始し、同社より「Kisvin Koshu 2008」を発売。2009年、Team Kisvin内に農業生産法人（株）Kisvinを設立。2013年より自社醸造施設にてワイン醸造を開始、翌年よりワインの販売を開始している。Kisvinとは、「太陽、栽培する人、醸造する人、飲む人を主語とし、VineにKissする」という池川が考えた造語。