メゾン・シャンピー ブルゴーニュ シャルドネ 2016 澄んで輝きがあり、グリーンのニュアンスがあるやや濃いイエローです。粘性は弱めでサラリとしています。 香りは開いており、華やかな白い花を感じます。そして、グレープフルーツ、青リンゴといったまだ青っぽい果実とカリン。また、MLF由来と思われるやさしい牛乳のような香りを顕著に感じます。その奥には、貝殻や石灰、弱めの樹脂が香ります。 アタックやや弱めで、ドライで爽やかな酸がありますが、強すぎる酸といった感じではなく、やはりMLFによりややなめらかになっている印象を受けます。 酸がふっと口の中で消えていくのですが、その瞬間に穏やかな苦味を感じます。余韻はやや短めです。 アルコール13% これぞブルゴーニュ・シャルドネといった基本の味のように思います。 少し置いて温度が上がってきたら、ナッツや樽香が上がってきて、よりブルゴーニュらしくなりました。美味しいですね。

しみしみ