山っぽいピノ。仏ロワール、ヴィルボワのサンセール ルージュ2018 　 一本およそ2000円のワインセット5本が届いたので、まずはピノ・ノワールから抜栓。ロワールのピノは初めて飲みました。 　 色は濃いめのクリアルビー。 ヒノキのようなウッディで柔らかな香りに、ラズベリーなど赤く小さく丸みのある果実味。 フラットで質感は中庸、酸味があり、タンニンの少ない辛口。温度が少し上がってくると真価を発揮。おいしい。 ロワールピノの第一印象は「日本ワインみたい」。 長野あたりの山っぽさを感じます。ブルゴーニュ産の引き締まった酸味や強靭なタンニンはなく、かといってカリフォルニアのように強く甘い果実の香りもしない、素朴で高貴な味でした。 ツナとキノコのパスタと一緒に。

knami