2017 ドメーヌ・デュジャック　ヴォーヌ・ロマネ 1erクリュ　オー・マルコンソール　コート・ド・ニュイ　ブルゴーニュ/フランス 6/3「杉並会」ワイン・その5 5本目は、1年半ぶりにお会いしたユニッチさんから。 ユニッチさんですから、当然のようにヴォーヌ・ロマネです(笑) ドメーヌ・デュジャックのマルコンソールは、私は初めていただきましたが、これは絶句するような素晴らしいワインでした！ 外観は、何となく微粒子感のある明るいルビー。微かにピンクのトーンが入っていて、パッと見は、いわゆる「自然派」のワインみたいです。 香りは、最初は少し眠っているような感じで、すぐには立ち上がってこない様子…。 しばらく経つと、だんだん香りが開いてきますが、上品な黒果実ベースに赤果実の差し色を入れたような、ボンヌ・マールとは好対照な構成ですね♪ ヴォーヌ・ロマネらしい、バラやスミレのような花の香り、鉱物的なミネラルのニュアンス、甘苦いスパイスの芳しさなどもあり、香りは深く複雑です。 口に含むと…しばし言葉を失いました‼︎‼︎ グラスの中には、もの凄く柔らかで滑らかでしなやか、且つ膨大な量の「旨み」が待ち構えていて、ワインが口の中に入るや否や、私の舌や口蓋は、その凄まじい旨みによって簡単に拘束されてしまいました(大汗) 何これ？ 旨みの質は、強いといえば強いのかもしれませんが、とても上品で洗練されていて軽やかです。 余韻は、途轍もなく長く続き、寄せては返す波のような繊細でエンドレスなリズムが、身体レベルを超えて精神に直接働きかけてくる感じ？ そんな印象を受けました。 ブラインドでいただいたら、確実にグラン・クリュ・ワインと答えそうな、本当に素晴らしいクオリティだと思います。 ユニッチさん、どえらいワインをご相伴にあずかり、ありがとうございました✨

iri2618 STOP WARS