☆3.5（コスパ込み） 果実味のピュアな伸び×カチッとした骨格×ナッツ等のアクセント、これらのバランスが秀逸なスペイン赤でした── 朝飲みです。 朝のワークアウト中に雨に打たれて、身体が冷えたので、スペイン赤を開けます。 こちらのワイン、昨年の秋に地元ワイン屋さんにて開催された、稲葉さんの試飲会で気に入り購入したモノです。 この試飲会は1,000円〜3,000円台のデイリー帯の10種類以上で、その中でもこの赤が断トツで好印象だったので即購入しました。 テクニカル情報は最下部に載せておりますが、22vtです。 ガルナッチャ・ティントレラという葡萄で、皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい品種とのこと。 有機栽培という事で、裏ラベルに認証マークが複数あります。 つくり手さんは、スペインの各所で生産しているヒル・ファミリーの系列で、安旨で有名なLAYAと同じワイナリーです。 今日も、試飲会の印象そのままの素敵な風味でした。 2,000円未満ですが、果実味一辺倒に留まらない、高地ならではの冷涼なニュアンス・・ 抜栓直後── ◯炒ったコーヒー豆に、ブルーベリーのジャム。 ◯口に含むと、高地ならではの冷涼なニュアンス── カチッとした白いミネラル系の骨格、酸の質感。 抜栓１時間後── ◯果実味が瑞々しくなってきました。 ◯依然として、ブルーベリーのジャムが主ですが、ハイビスカスの様なお花のニュアンスも出てきたおかげで、瑞々しく感じられます。 ◯抜栓直後の炒ったコーヒー豆の詳細として、カラメル・黒糖・ほんのりシナモン・ナッツ ◯タンニンはソフト 果実味のピュアな伸び×カチッとした骨格×ナッツ等のアクセント、これらのバランスが秀逸です！ 果実味豊かだけどスムース、そんな印象です。 ALC14.5.%ですが、全く飲み疲れしません。 うなぎの蒲焼きとは、もちろん合いました。 他にも焼き鳥など、そこまで重くないタレ系のお料理とは好相性かと思います。 稲葉さんは、このデイリー帯でも、オッ!と思わせる良品が多い印象！ さすが！！ ★テクニカル情報★ ◯22vt ◯スペインではアルマンサでしか見られない土着の品種「ガルナッチャ ティントレラ」。 ◯ガルナッチャとプティ・ブーシェの交配種で、よく耳にするガルナッチャとは全くの別物であり、アリカンテ・ブーシェの別名。 ◯皮だけでなく果肉や果汁にも色がついている珍しい品種 ◯標高700～1000ｍに位置する畑でオーガニック栽培された葡萄 ◯土壌は石灰岩 ◯発酵、熟成共にステンレスタンク

ぽんちー