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3.0
冷涼感がありながらも果実の熟度の高さを感じる、ニューワールドPNらしい作り。 ウィラメットヴァレーAVA表記だが、大半はヴァンドゥーザーコリドールAVAの葡萄を使用している(インポーター情報)というワイン。 ウィラメットヴァレーはその名の通りヴァレーであり低地となる。そのサブリージョンは「ヴァレーの中のヒル」が多く、低地の中に存在する丘陵部が多い。これまでにある程度歴史を重ねてきたウィラメットヴァレーのサブリージョンは、ほぼ全てがそうだ。 が、この新しいヴァンドゥーザーコリドールは低地になり、ひたすらに風により冷涼感を得ることになる。 という理屈ではあるが。。 十分な糖を得る意味では足りているハングタイムかもしれないが、その他の要素の熟度の意味ではやや足りない感がある。十分に美味しいワインだが複雑性の要素が少なめのために、いわゆる「チャーミングなワイン」と呼ばれてしまう事が多いのではないか。 もちろん葡萄の要素だけではなく作り手の指向性の要素もあるのだろうが。 ただ、今後別のvtも試してみたいと思わせてくれるワインではある。
m.shingo
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冷涼感がありながらも果実の熟度の高さを感じる、ニューワールドPNらしい作り。 ウィラメットヴァレーAVA表記だが、大半はヴァンドゥーザーコリドールAVAの葡萄を使用している(インポーター情報)というワイン。 ウィラメットヴァレーはその名の通りヴァレーであり低地となる。そのサブリージョンは「ヴァレーの中のヒル」が多く、低地の中に存在する丘陵部が多い。これまでにある程度歴史を重ねてきたウィラメットヴァレーのサブリージョンは、ほぼ全てがそうだ。 が、この新しいヴァンドゥーザーコリドールは低地になり、ひたすらに風により冷涼感を得ることになる。 という理屈ではあるが。。 十分な糖を得る意味では足りているハングタイムかもしれないが、その他の要素の熟度の意味ではやや足りない感がある。十分に美味しいワインだが複雑性の要素が少なめのために、いわゆる「チャーミングなワイン」と呼ばれてしまう事が多いのではないか。 もちろん葡萄の要素だけではなく作り手の指向性の要素もあるのだろうが。 ただ、今後別のvtも試してみたいと思わせてくれるワインではある。
m.shingo