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2.0
NZのPNの産地の中では現時点では個人的にマールボロが一番好み。 勿論これは安い量産品なので過度の期待は禁物だが、さて。 ワインの世界では「チャーミング」という便利な言葉を多用する。ニコニコしながら低い評価をする時に使う平和のための言葉だ。 PNの場合特に、あるラインでそれを使いたくなるワイン群があり、産地により異なるものの大抵は価格との相関がある。 大好きな産地オレゴンでも、お安めのPNを飲むとほぼそのコメントを言いたくなるものだ。 このワインに関しては、その言葉を使うか使わないかギリギリのラインと感じた。結論から言うと1000円台のPNとしては素晴らしい、ということだ。 力強さを感じつつも上品さを保っている。軽いブレット由来のスーボワと似たニュアンスを感じるのは生産者の緻密な設計によるものだろう。これを喜ぶのか、複雑性の演出のあざとさと感じるかは飲み手次第といったところか。 NZも時々チェックしないといけないなぁ、と素直に感じさせられるワインだった。
m.shingo
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NZのPNの産地の中では現時点では個人的にマールボロが一番好み。 勿論これは安い量産品なので過度の期待は禁物だが、さて。 ワインの世界では「チャーミング」という便利な言葉を多用する。ニコニコしながら低い評価をする時に使う平和のための言葉だ。 PNの場合特に、あるラインでそれを使いたくなるワイン群があり、産地により異なるものの大抵は価格との相関がある。 大好きな産地オレゴンでも、お安めのPNを飲むとほぼそのコメントを言いたくなるものだ。 このワインに関しては、その言葉を使うか使わないかギリギリのラインと感じた。結論から言うと1000円台のPNとしては素晴らしい、ということだ。 力強さを感じつつも上品さを保っている。軽いブレット由来のスーボワと似たニュアンスを感じるのは生産者の緻密な設計によるものだろう。これを喜ぶのか、複雑性の演出のあざとさと感じるかは飲み手次第といったところか。 NZも時々チェックしないといけないなぁ、と素直に感じさせられるワインだった。
m.shingo