Frédéric Esmonin Gevrey Chambertin Clos Prieur写真(ワイン) by Daichi

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REVIEWS

ワインFrédéric Esmonin Gevrey Chambertin Clos Prieur(2012)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2017-02-20
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価格
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Daichi

フレデリック・エスモナン ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・プリュール 2012 自家元詰めを始める1980年代末までは、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン、ルロワにバルクで売っていた生産者フレデリック・エスモナン。 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。 以前はグリオット・シャンベルタンも手がけていたが、メタイヤージュの期限が切れ、手放してしまったそうな。 一級畑はエストゥルネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック、シャンポネとよいクリマを揃え、村名ジュヴレ・シャンベルタンのヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢60年の木からなる。 造りは100%除梗。低温マセレーションを4日ほど行い、最高32度の温度で2週間の発酵。樽熟成期間は14ヶ月だが、新樽率は一級以上で100%、ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュが40%。村名は10〜15%。 このワインは村名クリュだが、グラン・クリュのマジ・シャンベルタンの真下にある同名のプルミエ・クリュに隣接する好条件の区画。 ジュイーズとは小道を挟み、北東端を接する。ここもコンブ・ド・ラヴォーの扇状地であり、小石が目立つが粘土が厚いそうな。 エッジは濃く美しいルビー。 アロマは開けたてでも華やかで、フランボワーズ、ダークチェリー、レッドカラントなどの果実、深みがあり柔らかな薔薇、スミレの花にワイルドなムスクのアクセント、プルミエクラスのグラファイトのニュアンス、樽香が薄っすらバックボーンに現れる感じかね。エレガンスだが力強さも併せ持つ。 赤と黒のバランスの取れた果実味、開けて1.5時間くらい経つと酸はシルキーなタンニンと溶け合い、柔らかさが際立って来る。華やかなテクスチャーと凝縮されたタンニンのバランスも良く、若いながらエレガンスなストラクチャーを構成してるかね。余韻は甘草、若草、オリーブ、レッドベリー、可愛らしいフレッシュな赤い花々に乗せて出汁も仄かだが長く残るかも。 マジシャンは飲んだことないが、この延長線上にあるのかなと想像は出来るクオリティ。 安定した造りで、他の格上のワインも飲んでみたいと思わせるドメーヌではある。

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