フランス、ラングドック。 品種はマルスラン100%。 名前だけ聞いたことのある品種だったけど、カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュの交配種らしく、割と近年に登場したものらしい。 カベルネ・ソーヴィニヨンみたいに赤黒く、グラスの内側に色がつくほど濃い色彩。 赤い果実、黒い果実どちらもある香り。 酸はしっかりあり、濃い色彩とは真逆に大人しくスッキリ軽い飲み口。 アルコール度数12.5%と赤ワインにしてはだいぶ低めなので、このワインがそういう作りなだけかもしれない。 開けてすぐは何の特徴もないなという印象。 翌日になると香りが強くなり、ややねっとりとした粘性と、若干のボリューム感も出てくるが、それ以上にはこれといったものもなく。 まだまだ発展途上で、これからの品種なのかもしれない。ボルドー、アメリカ、中国あたりで注目されてるんだとか。

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