ドメーヌ・フランソワ・ラヴノーのシャブリ・グランクリュ・ブランショ2000年です。シャブリを16年も寝かせて良いのでしょうか。良いんです！ラヴノーはシャブリ三大ドメーヌのトップです。発酵にはステンレスタンクを使用し熟成には新樽を使わず古樽を使用して18ヶ月もの間樽熟成させ長期熟成タイプの白を造ります。そして7つのグランクリュの中で香り豊かでエレガントと評されるブランショです。開けるのにためらう理由はないかと思い開けます。 ラヴノー熟成の証し黄色の蝋封です。色調はややくすんだホワイトゴールド。抜栓した瞬間から部屋中に広がる甘いブーケに思わず笑みがこぼれます。そして生き生きとしたこの酸味と余韻で続く火打ち石のミネラル感とバター蜂蜜生クリームを溶かしたようなコク旨味…素晴らしいの一言です。シャブリGCの熟成の底力を充分に味わえたさすがラヴノー2000年でも大変美味しい白です。

白猫ホッサ

ラヴノー、ドーヴィサのシャブリツートップのグラン・クリュにもなると10年は寝かせた方がいいかもしれませんね(笑) 殆ど経験は少ないですが彼らは値段も含めていわゆるシャブリらしさと別ものな感じがします。決してシャブリが安物とか言う意味ではなくて。

くれぺん

くれぺんさん、本当に別ものですね。ミネラル感はピュリニー1erCruに熟成はムルソー1erCruに近い感じがしてよく飲むいわゆる普通のシャブリとは全く違いますね。とにかく開けて飲む前から広がったブーケにびっくりです。いやすごいシャブリです。

白猫ホッサ