L'Orangerie de Cantemerle写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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LLLLL

REVIEWS

ワインL'Orangerie de Cantemerle(2017)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-01-21
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターファインズ

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瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、オレンジがかったやや濃いダークチェリーレッド。粘性はやや強く、ディスクはやや薄い。成熟度が高く、若い状態をぬけた外観の印象。 香りの第一印象は開いていて華やか。特徴として、ブルーベリー、ブラックベリー、バラ、杉、ローリエ、シナモン、リコリス、コーヒー等。第一アロマが強いものの、熟成感が現れている印象。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。生き生きとした酸味と、力強いタンニン。スマートでありながらも、骨格のしっかりとしたバランス。アルコール感は中程度、余韻はやや長い。 エレガントで、余韻の長いワイン。適正温度は14〜16℃、グラスは中庸。 2017限定ヴィンテージと言う記載が多いが、07年にも出ている。公式サイトで正式なところは見つけられなかったが、少なくとも07年は公式サイトの評価はレ・ザ・レドが07年に出ていることになっており、テクニカルシートもダウンロードできなかったので詳細はよくわからない。通常セカンドは並木道を意味するらしく、こちらはオレンジ畑らしい。 全体的に鮮やかで透明感も強いが、中心部に向かって濃ゆさが増していく。オレンジがまじり、熟成感は出てきているものの、まだまだ元気といった印象の色合い。 サービス時からグラスの外に優しく香りが存在し、グラスで確認するとトレイの上に、ジャムのような熟度を持った前途の果実が湧き上がるでもなく、押し付けられるのでもなく、優しく差し出さるような雰囲気。スワリングすると、甘やかなハーブ感が増し、わずかにローストした風味が加わり、全体を混ぜるような印象。 非常にさらっとした食感で口内へ入ってきて、舌の上でしっかりとした味を残し、優しい酸が嚥下を手助けしたあと、細かくも力強いタンニンが飲みごたえを感じさせ、鼻腔から余韻を復活させる。 液体の流れと味わいの重たさに開きができ、嚥下したあと味が落ちてくるような面白さがある。 天候は問わず、できれば余裕のある昼食、もしくは気取らない夕食。食卓を囲む程度の人数まで。 パスタフィラータタイプ、ラグービアンコ、ビッグカツ。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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