高標高のエレガントな液体に、火山性土壌の魅力がたっぷり。 少し暗め、濃いめのピノ色。 スモーキーなアタック。ツンとまではこないアルコール。香り高い果実味。ミネラル。少しだけ茎。木や腐葉土も少し感じる。 ステンレス熟成の後に大樽熟成らしいけど、それにしては樽を感じる…と思ったら、スモーキーなのは火山性土壌の特徴らしい。 エレガントで、特に旨味の出方が非常に上品。エネルギーも感じる。 綺麗で自然な酸。 かなり北の雰囲気だけど実際は南の方。標高が高いことによるのかな。 これで2千円台前半はブルゴーニュを基準に考えれば破格…というかブルゴーニュを基準に考えれてしまうところが凄い。

hamuito