Ch. Beau Soleil写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインCh. Beau Soleil(2014)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2024-07-02
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所ネットショップ
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターエイ・エム・ズィー

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iri2618 STOP WARS

2014 シャトー・ボー・ソレイユ  ポムロール ボルドー/フランス 火曜日のワイン。 晩ごはんのオージービーフのステーキ(ランプ肉)に合わせて、ポムロールを開けてみました。 ボルドー右岸のワインといえば、メルローを主要品種とした少量生産のワインというイメージですが、このボー・ソレイユも正にその属性のワイン。 ポムロールやサンテミリオンから突如として出現し一世を風靡した、所謂「シンデレラワイン」のような派手さはなく、香りや味わいも実直そのもの、手づくり感のある「ガレージワイン」という印象です。 シャトー・ボー・ソレイユ/Ch.Beau Soleilは1995年にアルコート家の所有となりましたが、2001年に当主のジャン・ミシェル・アルコート/Jean-Michel Arcauteが不慮の事故で亡くなり、その後は遺族が運営を続けました。 ジャン・ミシェルが存命中は、「美しい太陽」という名前の通り、日の出の勢いがあり、シンデレラワインにまで上り詰めるか?と思われましたが、快進撃は彼の急逝とともに終わりを告げます。 たいていのWEBサイトでは現在でも未亡人が維持しているように書かれていますが、『インサイド・ボルドー』によれば、現在の所有者はティボー・クルーズ/Thibault Cruseとティエリー・ルスマン/Thierry Rustmannになっていて、このボトルのバックラベルにもティエリー・ルスマンの名前が記載されています。 WEBで調べると、品種構成はメルロー95%はどのサイトを見てもほぼ共通していますが(100%も1例あり!)、残りの5%が、カベルネ・フランか?カベルネ・ソーヴィニョンなのか?パキッと二分されている感じ…。 ちなみにvinicaの品種表示は、フランではなくカベルネ・ソーヴィニョンですね⁉︎ 仕方なく、ジェイン・アンソンの『インサイド・ボルドー』で調べてみたら、品種構成については「フラン5%」と記載されていて、バックラベルにも、品種構成はメルロー95%、カベルネ・フラン5%と正解が記されていました(苦笑)   目の前のワインにワインに話を戻しましょう! 外観は、少し明るめのガーネット。熟成感がそこそこ出ている様子ですが、まだまだ若々しい印象の見た目。 グラスからは、出力がやや控えめなブラックベリーやプラムのような熟した黒い果実香と、コーヒーや古い革のような熟成香。 口に含むと、円やかな口あたりで柔らかさを感じるエントリー。 非常にドライで、タンニンはやや強め、酸の斬れ味が良く、フィニッシュに少し強めの苦みを感じます。スケールは小ぢんまりしていますが、ガッチリした構造の端正な味わいだと感じました。 バランスが良く、エレガントなタイプの良いワインだと思いますが、果実味がやや後退気味で、少しタイトな味わい。私がポムロールのワインに求めたい官能性に欠けています。 この感じ、右岸のワインというよりは、カベソー中心の左岸のワインっぽいんですよ! 「残り5%」がフランか、カベソーか? どうしても気になってしまったのは、この左岸っぽさによります。 ついでに記しておくと、このワインを語る際によく言及される、「ミスター・メルロー」こと、ミシェル・ロラン/Michel Rollandの影響は、私にはあまり感じられませんでした♪

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