南アフリカのコルマン。ピノ52、シャルドネ48。 抜栓直後は酸が際立ち、かなり酸っぱく感じるが、30分程で果実味の中に溶け込み、丸みを帯びてくる。 トースト、グレープフルーツやレモン等の柑橘の香りに、ややふっくらとして透明感のある果実味(造り手はもう少しふっくら感出したいんじゃないかな)、ほんのりと感じる塩と苦味のミネラルに、シャープな酸味が心地良い。 まだ若いメゾンらしいので、粗さもあるのだけれど、素材感の高さが感じられるワインじゃないかなと思います。南アフリカのスパークリングは最近いろいろと見かけるようになってきましたが、個人的に今後も追っていきたい造り手です。

KEN.S