2017 チンチンナート カストレ ベッローネ ラッツィオ/イタリア 木曜日の夜、同年輩の同僚と「昔食べた味再訪」をテーマに、笹塚・水道通り沿いの老舗イタリアンへ。 広いのか狭いのかもよくわからない、良い感じでエージングの進んだ店内は満席。なかなか賑やかな感じで、それだけで食欲をそそられます(笑) こぼれスパークリングで乾杯して、まずカリブサラダ。瓶で出てくるニンニクたっぷりのドレッシングがなんとも懐かしいあの味です！ 続いて、昔からの名物料理、ソフトシェルクラブの唐揚げに合わせてラッツィオの固有品種、ベッローネをボトルで注文しました。 こちらのお店、料理の数もなかなかですが、ワインリストにズラリと並ぶ、2000〜3000円台のワインの数が壮観です。 知らない品種を見かけたら、迷わず試せる価格設定が素晴らしいですね。 ちなみに、こちらのチンチンナートのカストレ ベッローネは1本2700円でした∑(ﾟДﾟ) ワインは、お料理に合わせるのにピッタリなシャープな輪郭の辛口白。 外観は、とてもクリアで輝きのある緑がかったシルバープラチナ。 レモン、花梨、アプリコットなど黄色い果実と青いハーブの香り。 口に含むと、意外にコクのある豊かな果実味、塩っぽいミネラル、余韻にグレープフルーツのような苦味が残ります。 これはまさに料理を楽しむためのワイン。 蟹の後は、グラタン仕立てのチーズたっぷりペンネやら、生ハムとウニのカルボナーラやら、スープパスタなど、恒例の炭水化物祭りに突入しましたが、どの料理にもピタピタッと寄せてくれますね♫ 古代ローマから続くラッツィオの固有品種だそうですが、今までまったく知らなかったのが勿体ないと後悔するような品質感のワインです。 イタリア固有種おそるべし！ でした(๑˃̵ᴗ˂̵)

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