☆3.5 突発的なネッビオーロ欲にしっかりと応えてくれた、陽陰併せ持つランゲでした── もう11月も終わる季節の中、久々にネッビオーロが飲みたくなり、イオンリカーでget エノテカさんHPのスタッフレビューの高い熱量に引っ張られ、チョイス。 家飲みでは初となるネッビオーロ。 ネッビオーロは、コロナ禍前のショップの角打ち以来となります。 生産者名に「バルバレスコ」とある様に、ネッビオーロに特化した協同組合で、このキュベはバルバレスコ村の樹齢７年以下の若木とのとこ。 テクニカル情報は最下部に載せていますが、21vtでALC14% 抜栓直後── ○ラズベリーやクランベリーの甘酸っぱいチャーミングな果実味は、既に開いています。 ○シナモンが特徴的ですが、白胡椒の抜け感と相まって、シガーの様にも。 ○キュッとした余韻には、ミントも香ります。 ○大ぶりのブルゴーニュグラスで、ブルピノ的な飲み口を楽しめます。薄旨が好みの自分にとって、良いバランス感です。 抜栓１時間後── ○シガーはアーモンドを纏い、レッドチェリーでしょうか、抜栓直後よりズングリ甘やかな赤い果実味が躍ります。 ○基本属性はチャーミングかつ陽性ですが、どことなく黄昏ており、ヒンヤリした陰性の要素も。 ○非常にソフトな仕上がりのネッビオーロですが、陽陰を併せ持つ風味で、ワイン単体でも充分楽しめます！ 生産者さんの皆様には大変失礼ですが、率直な感想としては、〝キャンティ・クラシコのブルゴーニュ風〟 同じくエノテカさん取り扱いの、ペポリのキャンティ・クラシコをブルピノっぽくしたニュアンス。 色合いも綺麗ですね。ルビー＆ガーネットの中間で、透明感があります。 皆様のポストを拝見したところ、５年以上前は２〜３千円だった様です・・ トホホ・・ この陽陰併せ持つネッビオーロ、、、 新しいワインを発掘した喜びと物価高騰の哀しみの感情が入り混じります（笑） 高騰に負けず、バルバレスコも試さねば！！ ★テクニカル情報★ エノテカさんHPより こちらのランゲ・ネッビオーロは、プロドゥットーリが所有する様々な畑のブドウを使用して造られます。醸造は28℃に温度管理されたコンクリートタンクで1日に2度ルモンタージュを施しながら、果皮とともに20日間マセラシオン(醸し)発酵。その後、オークの大樽で4ヵ月熟成してリリースされます。

ぽんちー