Like!:2
3.0
ボジョレーを開けていただいたので仲田氏で比較試飲 澄んだ輝きのある紫がかった明るいルビーレッド。 粘性はやや強く、若い状態を抜け軽快な印象 第一印象は開いていて華やか。ラズベリー、ブルーベリー、すみれ、シナモン、甘草。若々しく木樽からのニュアンスが見られる。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。生き生きとした酸味とシルキーなタンニン。スマートで流れるようなバランスでアルコール感は中程度。余韻はやや長い。 エレガントで余韻の長いワイン。温度は14-16℃、グラスは中庸。デカンタの必要なし。 ボジョレー・ヌーヴォーと比較してどちらも酸がキレイで透き通っている印象。ヌーヴォーは始めから押し寄せる酸が主張し、こちらは酸が全体を牽引するものの舌の上で丸くまとまっている。こちらでの記載は抜栓より時間が立っている為かセイヴォリーな香りの周りに第一アロマが存在、カップ試飲では第一アロマが強かった記憶。タンニンは去っていく酸を拭うような優しさ、余韻の長さと相まって単純な軽さではないエレガントさを思わせる。食感も流れるようにサラサラしている。 日中や食前(アペリティフ的な小食)。コンテの皮近く、筍を出汁で炊いたもの、鰹節。 今回一番勉強になったのは空気接触の重要性。重い重心のキャンディ香に主張の激しかった酸が、抜栓から再度コルク栓で3時間ほど置くと驚くほど全体のバランスが良くなり驚いた。別エチケットでは破損の際もっと濃厚な香りが漂った事も踏まえ、マクロとミクロでしっかりと捉えなければならないと再認識した。
瀬戸 咲弥
Vinica アプリ 無料ワインを探す・記録・SNS
使い方・機能紹介を見る
ボジョレーを開けていただいたので仲田氏で比較試飲 澄んだ輝きのある紫がかった明るいルビーレッド。 粘性はやや強く、若い状態を抜け軽快な印象 第一印象は開いていて華やか。ラズベリー、ブルーベリー、すみれ、シナモン、甘草。若々しく木樽からのニュアンスが見られる。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。生き生きとした酸味とシルキーなタンニン。スマートで流れるようなバランスでアルコール感は中程度。余韻はやや長い。 エレガントで余韻の長いワイン。温度は14-16℃、グラスは中庸。デカンタの必要なし。 ボジョレー・ヌーヴォーと比較してどちらも酸がキレイで透き通っている印象。ヌーヴォーは始めから押し寄せる酸が主張し、こちらは酸が全体を牽引するものの舌の上で丸くまとまっている。こちらでの記載は抜栓より時間が立っている為かセイヴォリーな香りの周りに第一アロマが存在、カップ試飲では第一アロマが強かった記憶。タンニンは去っていく酸を拭うような優しさ、余韻の長さと相まって単純な軽さではないエレガントさを思わせる。食感も流れるようにサラサラしている。 日中や食前(アペリティフ的な小食)。コンテの皮近く、筍を出汁で炊いたもの、鰹節。 今回一番勉強になったのは空気接触の重要性。重い重心のキャンディ香に主張の激しかった酸が、抜栓から再度コルク栓で3時間ほど置くと驚くほど全体のバランスが良くなり驚いた。別エチケットでは破損の際もっと濃厚な香りが漂った事も踏まえ、マクロとミクロでしっかりと捉えなければならないと再認識した。
瀬戸 咲弥