ボルドー・スュペリウールの「2007 シャトー・マショール」です。 ややオレンジがかったガーネットの色調。 香りにはブラックチェリーやプルーンの果実にシナモンとカカオ。 なめし革や湿った土といった熟成のニュアンスも感じます。 味わいの果実は黒系の果実。 酸味は十分。 タンニンの渋みはありつつも、舌触りは柔らかさがあります。 若い頃には濃厚でパワフルだったのが、熟成で柔らかく変化している様子。 味わいの深みや厚みは無く余韻もやや短め。 元々のポテンシャルはさほど高くないものの、良い熟成をしてきたように思えました。 1480円ならコスパ良いですね♪

末永 誠一