久しぶりに頂くカリフォルニア・カルト代表格のシラー。身売りしてしまったアローホ・エステート、シラー・アイズリー・ヴィンヤード・ナパ・ヴァレー2011年です。 深く濃いガーネット。ミルキーなオークに包まれたピュアなブルー・ベリーのファースト・ノーズ。バターとクレーム・ド・カシス、チェリー・リキュールが入り混じり、ミックスド・スパイスと共に香ります。黒果実のヨーグルトの酸味、ヒートを感じるロング・フィニッシュ。開けたては正しくカリフォルニアン・シラー。 翌日はオークが引き、綺麗な赤果実が華やかで、ブラック・カラントのしっかりした風味やタンニンに黒胡椒香るローヌの面持ちも。余韻も綺麗なアローホのシラー。2011年という少々難しい年にも関わらず、とてもバランスの良いワインだと思います。 アローホの次は私の大好きなコルギンもつい先日フランスのLVMH社に60%以上を売ってしまい、事実上LVMHの傘下に入ってしまいました。段々とブランド化して行くのかと思うと、少々残念です。

Marcassin

アロウホ！ 経済的にソービニヨンブランしか購入しておりませんが。 やっぱアメリカはビジネスなのね。

ささちゃんこ

先日 2001 コングスガード シラー 頂きました。 少し 角も取れて 美味しかったです。 カリフォルニアのシラーも イイですよね～

アン爺

コルギンはLVMH社に買われたのですか！知りませんでした。 アローホのシラーは現地価格で買おうと思っても手が出ませんでしたが、カリフォルニアとローヌを跨ぐような個性を持った魅力的なシラーなのですね( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛

ぺんぺん

LVMH傘下のワイナリー、一体いくつあるのかもわかりません(^_^;)

末永 誠一

Marcassin 様 アイズリー、フランソワ・ピノーに買収された後も、とちらのシラーは生き残っているのでしょうか。 アロウホという名前が消えた時は少々悲しかったです。。。

vin-be 1.1

ささちゃんこさま ありがとうございます。 カルト・ワイナリーを始める方々は殆どが億万長者ですが、それでももっとお金が欲しいのでしょうね。 正しくアメリカらしいです。

Marcassin

アン爺様 ありがとうございます。 確かにこのクラスになりますとアルコール感や飲み飽き感が全く無く、十分時間を掛けて楽しめると思います。 私もコングスガードのシラーは昔に頂いておりますが、相対的にあまりご縁のないワイナリーです。もちろんシャルドネも含め、超一級品ばかりですが。

Marcassin

ぺんぺんさま ありがとうございます。 LVMHのコルギン買収は今月のニュースでした。カリフォルニアではニュートンが傘下に入っていますが、カルト系ではコルギンが始めてですね。ファッションや化粧品などなど、全てがそうなっていますが、それでも個性やスピリットが消えなければと思いますが、次世代の方は知る由も無いと思います。

Marcassin

末永 誠一さま ありがとうございます。 ちょっと調べていましたら、世界中に展開されているシャンドン系列、クリコ、クリュッグ、イケム、シェヴァル・ブラン、ルイナール、クロ・デ・ランブレイにコニャックやスコッチ迄もでした。

Marcassin

vin-beさま ありがとうございます。 私もアローホの名前が無くなったエチケットを見た時は、同じく悲しい思いでした。今でもカベルネ、アルタグラシア、シラーにソーヴィニヨン・ブランは作っているようですが、ヴィオニエは今のところアローホ止まりの様です。

Marcassin