Champagne de Barfontarc Blanc de Noirs Brut写真(ワイン) by ぽんちー

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REVIEWS

ワインChampagne de Barfontarc Blanc de Noirs Brut
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2024-09-15
飲んだ場所
買った日
買った場所CAVE de L NAOTAKA
購入単位ボトル
価格帯
価格2970
インポーター

COMMENTS

ぽんちー

☆3.2(コスパ込み) 2,970円のBdNシャンでしたが、基礎エッセンスは楽しめたので満足です── まだまだ暑い日が続きますが、9月中旬ということで、BdN気分になりました。 そこでチョイスしたのが、コート・デ・バールの協同組合によるBdNです。 リカマン系列のネット通販にて常時57%offの2,970円でしたので、前から気になっていました。 ショップ情報によると、 ◯コート・デ・バールのピノ・ノワール100% ◯熟成期間36ヵ月~46ヵ月 ◯ドサージュ8g/L あ、裏ラベルに安定剤のCMCの表示がありますね〜 白のスティルでちょいちょい見かけますが、シャンパーニュでは初めて目にしました。 このCMCとは、ベースワインの酒石安定化(酒石の発生を防ぐ)を簡易的に達成するためのモノとのこと。 CMCについてネット検索すると、日本醸造協会誌に掲載されている論文が出てきました。 その概要を最下部に載せておりますので、興味がある方はご一読下さいませ。 なお、私は添加物を絶対的に敵視しているわけではありません。 カップ麺とか食べますし(笑) ワインについて言えば、赤ワインに安定剤のアカシアが入っている場合、人工的なもったり感??が気になる時もあるかな〜ぐらいです。 ただ、シャンパーニュに酸味料の表示があると、少し萎えます(笑) 前置きが長くなりました。 コルクはMD5です。 抜栓直後── ◯リンゴ飴にバタークッキーの風味がはっきり。 ◯赤リンゴの皮際、そして漬け物のニュアンスも。 ◯この様に、BdNらしく赤リンゴが全面に出ています。 抜栓1時間後── ◯全体的な雰囲気はあまり変わらない印象。 ◯旨味&コクもそこそこ感じられますが、余韻が少し短く水っぽいかな〜と。 ◯それを補うべく、キッシュなんかと合わせたいですね。 セブンイレブンにて3千円台中盤で売られている、ルイ・シャルヴォンのBdN版の印象です。 もしくは、博多駅の駅ビルのオーバカナルというカフェレストランにてグラスで頂いたハウスシャンパン(vinica未投稿)に似ているかな〜と。 いや、激似のレベル! カジュアルなキャラですが、シャンパーニュに期待したい凛とした雰囲気がキチンとあるので、このお値段なら文句は無いです。 このご時世で、罪悪感が無いお値段なので、消極的な意味合いでのリピはあり!! 突如シャンパーニュを飲みたくなった時、その片鱗に触れればさえOKな状況下では、良さげです。 ★ 安定剤CMCに係る論文★  ネット検索すると、日本醸造協会誌に掲載されている論文 〜瓶内二次発酵法によるスパークリングワイン製造におけるカルボキシメチルセルロースを用いた酒石安定化〜 が出てきました。  この論文は、山梨県庁の研究機関である山梨県産業技術センターのモノで、発行年月は2019年7月。  要約すると、 ◯シャンパーニュ地方では、ベースワインの酒石安定化(酒石の発生を防ぐ)を図るため、「パッサージュ・オ・フロワ」と呼ばれる厳密な低温処理(攪拌機付きのタンクにて−4℃を7日間キープ)を古くから行ってきた。 ◯この方法はエネルギーコストが莫大で、環境配慮の観点もあることから、これに替わる手段、つまり、各種添加物を用いた研究が精力的に行われてきた。 ◯この結果、シャンパーニュ製造では、CMCの利用が推奨されるようになってきている。 な、何ぃぃーー!! この文言そのままだと、シャンパーニュ製造では、CMCの添加がフツーに行われていることに・・・ となると、このCMCの表示が無いシャンパーニュにも、実は使われているかもしれませんね。 EUでは、2009年からその使用が認可されているとのことです。 なお、この論文では、肝心の風味の違い、つまり官能検査については、言及されておりません。 この論文の主旨は、〝甲州を原料としたCMC無し・CMC有りのベースワインについて、それぞれ瓶内二次発酵のスパークリングワインをつくって分析したところ、甲州でもCMCの酒石安定化の効果がキチンと確認されました〟です。 山梨県庁の研究機関なので、あくまで甲州のベースワインに対して、CMCの酒石安定化の効果がキチンと作用するかを確認されたかった様です。 ちなみに、甲州のベースワインにCMCを加えても、そのスパークリングワインに大きな成分変化(総酸、有機酸類、PH)は無かったとのこと。

ぽんちー

CMC参考になります。ありがとうございます。

rmt

rmt様 長文駄文となってしまいましたが、お役に立てれば嬉しいです。

ぽんちー

ぽんちー
ぽんちー

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