はちみつ、コーンフレーク、レモン、石。泡はクリーミーで適度な厚み、果実のあとを追ってくる中太の酸。綺麗めで普通に美味いー。南アフリカで感じられる香りと味わいがなければ（涼しい年のエルギンのシャルドネで感じられるレモンキャンディ的な要素や、コーンフレークなど香ばしい穀物的なやつ）もうシャンパンですよ。ぶっちゃけブラインドで出されたらわからん気もしないでもない。南アフリカの要素も別に悪い訳ではなく、土地とかの特徴なのかなと。個人的には同価格帯のグラハムベックやシモンシッヒと比較してもこちらが好みだな。（グラハムやシモンシッヒは少し酸味が少なく、ちょっとマヨっぽさが気になる。泡も少し荒々しい。グラハムbdb2015は相当良かったが）こちらは、よりピュア印象を持ったスパークリング。生まれはシャンパーニュ、育ちは南アフリカ、そんなワインですね。何より熟成ポテンシャルを凄く感じる。

yukito