Koi Illusione写真(ワイン) by chambertin89

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LLLLLL

REVIEWS

ワインKoi Illusione(2018)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2020-03-22
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    chambertin89

    「あれはまだやらないのですか?」 一昨日、新潟ワインコーストへの車中でのEiki様からの一言。 Eiki様がお待ちかねなのは想像していましたが、事情により待っていました。 今日はイタリアはエミリア・ロマーニャの珍品スプマンテ。 どういう珍品かは一言では申せませんが、無理やり一言で言うと「飲む人が自分でデゴルジュマン(澱引き)をして飲むスプマンテ」! ほ~らほ~ら、物凄く気になってきたでしょう?(笑) 2018スプマンテ・イッルズィオーネ(コイ・ディ・フラヴィオ・レスターニ)。 澱引きしないで飲むやり方もあるそうなので、比較してみようと2本購入しました。 試したショップの方の感想だと澱引きしない方が澱の旨味があって好きだということですが、2本とも澱引きしないで飲むと「思わせぶりに書いておいて何だよ!ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ!」とがっかりされる方も多いと思いますので(笑)チャレンジしてみましょう。 その様子を書くだけで文字数制限オーバー確実ですので、先に飲んだ感想を済ませてしまいましょう。(笑) 少し濁りも感じさせるレモンイエローの外観。 泡立ちは細やかでそれほど刺激は感じません。 よく熟した青リンゴ、白い花の香り。 自然な甘味と穏やかな酸味でコクではなく、フレッシュ寄りの味わい。 するするゴクゴクと飲んでしまいそうなタイプです。 フルートより少し大きめのグラスの方が香りと飲み口は良さそうに思いました。 美味しくいただきましたが、もう1本あるので、今度は澱入りを試したいと思います。 【その他】 私自身早く飲みたかったのですが、一般家庭でセルフデゴルジュするのは盛大に噴く可能性もあり、簡単ではありません。また、どうせなら動画にしてみたいとも思いましたが、自撮りする道具もないので、子供達にでも協力してもらう必要があります。 娘の受験というピリピリした状態の家庭ではちょっと難しい、という事で娘の無事合格を待っての事になりました。 澱を落ち着かせる時間稼ぎにもなりました。 台所を汚して最高位様のお怒りを買うわけにもいきませんので、台所脇のウッドデッキにて行いました。 入念にリハーサルを行って子供もあきれ顔でした。(笑) 【その他2 セルフデゴルジュ】 何といっても「自分で澱引きってどうすれば?」 と思いますが、説明書と澱引きの準備に使う箱がついていますし、イタリアの生産者ですが、日本語の説明も書いてあって助かります。 原理としてはボトルを逆さまにして、澱を瓶口に集めてから栓を抜き、澱だけを出してしまう。 言うのは簡単ですが、実際にやるのはちょっと手間ですね。(笑) シャンパーニュのようにルミュアージュしてしっかり澱を集めるのも出来ませんが、澱を凍らせての澱引きも出来ませんし。 シャンパーニュ委員会のサイトには「現在でも大きなボトルの場合、または特別なキュヴェの場合は、 「ア・ラ・ヴォレ」 と言って、手作業でデゴルジュマンを行うことがあります。この場合には澱を氷結させない状態のまま、ボトルの瓶口を下にして持ち、瓶内の気圧によって吹き出るワインができるだけ少なくなるよう、ボトルを上に向けつつすばやく栓を開け、澱を外に弾き出します。」とありました。 澱を集めて外に出す為に下向きで抜栓をするわけですが、そのままだと澱と共に中身もドバドバとこぼれ落ちてしまいますので、抜栓したと同時に瓶口を中心にボトルを上向きに回転させるイメージでしょうか。 多少は澱と共に噴きこぼれてしまうのはやむを得ませんが、それをなるべく少なくするところが腕の見せ所ですね。 一方、説明書によると水を満たしたボウル、バケツに逆さまの状態でボトルを入れて抜栓するとなっています。 最初、ボトル内の気圧で澱が飛び出しますが、ワインは水圧により溢れないという事でしょうが、ボトルを出して上向きにするまでにかなり溢してしまいそう。 というか、不器用な私なのでもたもたしたり、手が滑ったり で半分以上溢してしまう自信があります。(笑) 実物で練習すると澱が舞ってしまいますので、空のボトルでイメージトレーニング。 では、行きまーす!(>_<) (結果) 澱引きという目的は達成しましたが、少し思い切りが足りず開け方が中途半端になり、かなり噴きこぼれてしまい、グラス2、3杯程目減りしてしまいました。(>_<) この模様はインスタグラムにも公開しましたので、興味がある方はご笑覧下さい。 名前はもちろんchambertin89です。(笑) 文字数上限オーバーに近いので、以下はコメント欄にて

    chambertin89

    L

    【その他3 珍品度】 このスプマンテの珍品なのはそれだけではありません。 ① 品種 トレッビアーノ・モデネーゼ(別名トレッビアーノ・モンタナーロ)100%ですが、元来モデナで栽培されていた古い品種との事で現在はほとんど残っていない希少な葡萄によるスプマンテ。 ② 畑 トレッビアーノ・モデネーゼ100%ですが、畑の仕立て方が一見、日本の食用葡萄のような棚仕立てに見えますが、樹がそれぞれ独立したベルッスィ仕立てという、現地では珍しい仕立て。 剪定や収穫等の作業には台車に乗って行い、腕が痛くなって辛いそうです。(>_<) 以下ネットからの情報です。  樹齢20年から30年。厳しく選別したブドウのみ収穫。  モデネーゼは除梗せずにそのままプレス。  果汁のみの状態にてアルコール醗酵を行います。  春まで1度もオリ引きを行わずに熟成し、  オリ引きのタイミングで冷凍蔵保存しておいたモデネーゼの果汁を加えて、  醗酵が始まるのを待ってからボトル詰め。  SO2(亜硫酸塩)無添加、酵母無添加、  さらには瓶内醗酵においても酵母添加を行わない、  いわばトレッビアーノ・モデネーゼのみで造り上げた完全無添加のスプマンテ。出荷前におり抜き(デゴルジュマン・スボッカトゥーラ)を行い、  瓶内に溜まったオリを吹き飛ばし、  場合によっては味わいを整えるのが一般的ですが、  敢えてスボッカトゥーラを行わず、瓶の中にオリを残したままの状態でリリース。  「瓶内二次醗酵のワインにとって、中に残るオリは単なるネガティヴなものだけではない。  SO2を使用しない代わりに、酸化のリスクからオリがワインを守っていてくれる。  そしてオリから還元される味わいや旨みは  これからもずっとワインを成長させてくれるんだ。  しかし、オリを抜いてしまった瞬間からそのワインの成長は止まり、  劣化が始まってしまう。  確かに抜栓するときに吹いてしまったり、  一部のワインを失うことも考えられる。  しかし自分が飲み手に伝えたいのは、  このワインの最高の状態を買った人それぞれが  自分たちのタイミングで飲むことができる、  選ぶことができる。その可能性を閉ざしたくなかったんだ。」  そのためにフラヴィオは、ボトル1本ごとに専用のケースをつけて梱包。  そしてこのワインの意義や理由、  さらには開ける際の方法を挿絵付きで解説。  綿密に記載した説明書きをボトルケースに手作業で張り付け、  飲む人へ徹底して説明している。  抜栓するときはこのボトルケースを使って逆さにして冷蔵庫で保管。  飲む直前にオリ抜きを行ってから飲むことができるようにと考えています。  抜栓するときに漏れ出してしまうのは一見無謀、  もしくは無責任に考えてしまうかもしれません。  しかし、これだけの説明と飲み手への配慮をした彼の強い意志は、  飲んでいただければ理解してもらえると信じています。  彼の本意は「飲み手を最大に考えた結果、この選択に至った。」、  SO2など一切の添加を行わないため、ワインが非常に無防備、  そのワインを守るためにオリを残してあげる。  そうすることで、ワインを殺さずに生きたまま熟成し続けることができ、  抜栓した時がそのワインの最高の状態に維持できる。  しかし、必ずしもオリ抜きを行う必要はありません。  瓶内醗酵がスムーズに終り、  中の液体に全く問題のない状態でシュールリーにしているため、  残っているオリにも不快な味わいや香りが一切ありません。  むしろ濁ることを恐れなければ、  おり由来の味わいの幅や旨みを感じられる、  より楽しむこともできるワインだと思います。 1/20/2020試飲  個人的には澱があった方がコクと果実感がって好みですが、  いつまでたってもブクブクしていますね!  味わいは洋梨や青リンゴのクリアーな果実感と、  綺麗なミネラルが特徴です。  しかも液体は繊細で力強さがあります。 (終わり)

    chambertin89

    L

    エミリアロマーニャ〜ん(@_@)キラーン! で、美味しかったかどうかは書いてありましたか? ↑全然読む気なし(笑)

    ゆーも

    L

    ゆーも様 そういう方の為に早めに感想を書いてあるのですが。(^_^;)))

    chambertin89

    L

    「するするゴクゴクと飲んでしまいそうなタイプです。 フルートより少し大きめのグラスの方が香りと飲み口は良さそうに思いました。」のあたりですか? 美味しいか美味しくないかは判断できないような?(笑)

    ゆーも

    L

    ゆーも様 するするゴクゴク飲めて不味い事はないと思いますが。( ´Д`)

    chambertin89

    L

    ゆーも様 感想を追記しました。(笑)

    chambertin89

    L

    ついにオープン!ですね!いろいろ参考にさせていただきまーす(笑!!

    Eiki

    L

    Eiki様 申し上げたように澱の旨味と楽しむのもありですので、ご検討下さい。 デゴルジュされるなら私の二の舞にならないようお祈りします。(笑)

    chambertin89

    L

    スゴい!ご自分で水中抜栓を実践されたのですね! 昨年のワイン会でスロベニアのイタリアに隣接するワイナリーMoviaの同じタイプのスパークリングをソムリエさんに水中抜栓していただきました♪ 若手のソムリエさんが緊張のあまり水中から瓶を抜くのが早く、シャンパンファイトのように勢いよく吹き出してしまい、隣にいた美人ソムリエさんに直撃してしまいました笑 そのおかげで我々は白シャツ美人ソムリエの濡れ濡れスケスケお色気タイムも堪能することができ、とても充実したワイン会となりました笑 やはり直前まで澱に触れていたワインは素晴らしく、果実味に溢れ力強くとても美味しく頂けました!

    唐揚げ

    L

    唐揚げ様 ありがとうございます。 私も初めてで思い切りの良さが足りず、最初に中途半端に開けてしまって、グラス2、3杯程も吹き出してしまいました。(笑) もう1本ありますが、これは澱と共に飲んでみようと思います。 スロベニアで体験されたのですか、ソムリエさんでもやはり慣れないと難しいのでしょうか。 スケスケお色気タイム、羨ましいですね。(笑)

    chambertin89

    L

    横から失礼致します。 濡れ濡れスケスケの美人ソムリエさんの投稿はいつのものになりますでしょうか?ご参考までにご教示頂ければ幸いです。 そんな楽しいイベントが起こるようでしたら、僕も箱買いしたいと思います(笑)

    Johannes Brahms Ⅱ

    L

    横の横から失礼致します。 必死で探しましたが、唐揚げ様のポストにはスロベニアのワインがなく、Moviaのスパークリングのポストにも唐揚げ様のお名前はありませんでしたので、ご投稿されていないのではないかと思量する次第でございます。(>_<)

    chambertin89

    L

    横の隙間から失礼致します。 暴発暴れん坊ワインは私自身はアップしておりませんが同席していましたmiho_vino様が2019/10/16日に投稿して下さっていました! また抜栓時の動画がワイン会場のお店のインスタ@tapas_e_barに投稿にアップされてました(10/7と10/12)♪ しっかしJBさまも獣 水中抜栓に同席して頂く女性には白シャツ着用をお願いすることをオススメします! 大丈夫です、不可抗力ですから笑

    唐揚げ

    L

    横からハミ出し失礼します! 共有ありがとうございます! 今すぐ確認します。そしてこちらのワインまとめ買いします!

    Johannes Brahms Ⅱ

    L

    インスタ拝見してきました! 感動しましたヽ(´>∀︎<`*)ノ

    toranosuke★

    L

    toranosuke様 カッコ良く抜栓したかったのですが、お恥ずかしいです。(笑)

    chambertin89

    L

    これインスタだけかと思ってました!!

    アトリエ空

    L

    アトリエ 空様 本家はこちらですので。f(^_^)

    chambertin89

    chambertin89
    chambertin89

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