イタリア ロンバルディア ネッビオーロ 2007年 ドライプラムやレーズン、なめし革、クローブ、ドライローズ、ロースト香、仄かにバルサミコ。 熟れて熟したニュアンスがムンムン立ち上がる。 熟したタンニンの甘やかさたっぷり、フルーツは削ぎ落とされてる印象。 酸はしっしりと骨格を支えてる。 茶葉をローストしたような仄かな煙っぽさやトリュフの香ばしさ。 スパイス感とふんわりフローラルさの調和。（ヴォーヌ・ロマネ的な？） 複雑で熱量があり、熟成から獲得した旨味が口内いっぱいに広がる。 この子はいぶし銀的な滋味深い味わいですね〜 熟したネッビオーロのフローラルな妖艶さがしっかり感じられて嬉しくなります(^ ^) 枯れていてシュッとしてるんだけど、芯はしなやかしっかりでどっしり構えてる。 生命力の強さを感じます。 （ピークはもう少し続きそうですけど）寝かせて飲み頃を迎えたネッビオーロの魅力をたっぷり楽しめました♪

Toshio Iimura