Roserock Pinot Noir写真(ワイン) by m.shingo

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REVIEWS

ワインRoserock Pinot Noir(2014)
評価

4.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーション
飲んだ日2018-03-18
飲んだ場所
買った日
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購入単位
価格帯
価格
インポーター

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m.shingo

Drouhin Oregon ROSEROCK 2014Pinot Noir ドルーアンオレゴン ローズロック 2014PN AVAはEOLA AMITY HILLS 抜栓直後は硬さが目立ち、無愛想な印象を受ける。けれども10分足らずの会話のうちに急速に打ち解けて来て、エオラアミティヒルズ流の感情表現を繰り出し始めた。 アロマは赤系と黒系の入り混じったもの、抜栓直後はフラネオールが強めに感じられ、ブルゴーニュラヴァーの顔色が気になる印象を受けた。が、時間の経過と共にバランスは良くなり、多くの方に受け入れられるであろうスタイルを見せ始めた。視点は完全にワインサイドからになっているが。 酸は非常に上品で質の高いもの。2014vtだが酸の不足は全く感じない。テロワールの重要な部分を占める風の要素の有り難みを感じるところだ。 タンニンは確かにしっかりとそこにあるのだが、ザラつきは一切ない。あまりにも粒子が細かく、光の干渉を起こしているかのように、綺麗な輝きさえ感じられる。スワリングを過度に行いアロマを飛ばすと、タンニンのレベルもかなりあることが確認できる。 ミネラル感、旨味成分は控えめ、甘みは必要にして十分、というレベルだ。アルコール度数が14.1%であることからわかるように、果実の完熟度は高い。が、エレガントさは微塵も損なわれずテロワールの表現の邪魔もしていない。 ドルーアンはダンディヒルズでPNを作ってきた。これは全くの憶測だが、エオラアミティヒルズに対するジェラシーを、もしそうでないとしても強い意識を持ち続けてきたのだろう。そこで新たに畑を取得し、そのローズロックという畑の1st vtのワインがこれだ。 ダンディヒルズの2014のPNも素晴らしいが、このワインはそれを凌駕している。4000円台で手に入るにもかかわらず、PNの理想形の1つがここにある。 ドルーアンは価格設定を間違えたのだろう。 追記:グラスはリーデルヴィノムエクストララージまたの名をリーデルオレゴンピノノワール 。 このワインに関しては、ボールが巨大で口はややすぼまったチューリップタイプのグラスに限定したい。

m.shingo

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