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5.0
最高の安旨ワイン! 正直3000円クラスと言っても信じるレベル。 素晴らしい香りとまとまりのある味。完成度が高い。 基本的に安いワインには5点付けないけど、これは別格。 以下ワインショップの解説文 1000円台前半ピノとして最高峰のクオリティでは。アルゼンチン2トップの片翼が魅せる、まとまり感抜群の逸品。 ボデガス・サレンタイン 《アルゼンチン メンドーサ地区》 この価格としては最高レベルじゃないかな、と思うような秀逸ピノノワールがアルゼンチンからやってきました。 他品種は以前より取り扱っていた「ポルティーリョ」シリーズのピノノワールが、満を持してACワイン初登場です。 作り手はボデガス・サレンタイン。1999年設立と比較的新しいワイナリーですが、有名ワイン誌「ワイン&スピリッツ」で、あの「カテナ」と並び1、2位を争うアルゼンチンのトップワイナリーとして紹介されるなど、国際的に極めて高い評価を受けているアルゼンチンの雄です。 ポルティーリョシリーズは彼らのカジュアルレンジとしてリリースされるラインナップ。 カジュアルレンジといっても気合いの入れようは尋常じゃありません。畑は標高が高く良いブドウを育てるのに最高の環境であるアンデス山脈の隣メンドゥーサ地区のなかでも、 最上のひとつといわれるウコ・ヴァレーにあります。この価格でも完全自社畑。契約農家からの買い葡萄じゃないんですね。サレンタインのスタッフが丁寧に栽培したピノノワールを収穫し、その後最新の醸造設備でクリーンに仕上げていきます。香りを引き立たせるため、収穫した葡萄は6日間、8℃から10℃ほどの環境で保管されます。その後24℃から26℃で発酵。よく完熟したカシス&ストロベリーと小ぶりの薔薇、わずかにスパイスの香り。密度の高い果実、それに輪郭を与える高い酸レベルと適度なタンニン。 驚くべきは、そのまとまりのよさです。果実、酸、タンニン、各要素は高いのに、まとまりが欠けているがゆえにチグハグな味になってしまっているというワインは、南米に限らずどこの産地でも散見されます。ワインを美味しいと感じるためには、バランスのよさ、硬い言葉でいうと調和というものが必要条件なのだなぁ、と日々試飲を行う中で繰り返し思うのですが、このポルティーリョはこの価格ながら、そのバランス感覚が素晴らしいんです。甘みと酸、タンニン、アルコールが相互に抑制し合い全体として均衡を保っている。実際、一般に銘醸酒と呼ばれるワインのほとんどはそういう均衡構造をもっているんですが、そうなると、後口に、丸みを帯びたような、ある種のまとまりを感じることがあるんですね。僕たちは「球体感」なんて言葉でそれを表現することがあるんですが、このピノノワールにも小振りながら、その「球体感」がいるんです。このまとまりある味があるとどうなるか。端的に言うと、飲みやすくなる。いっぱい飲んでも飲み疲れしなくなるんですね。例えば料理もそうだと思うんです。ハンバーグを単にそのまま食べるより、ちょっと酸味の効いたケチャップなんかをつけたほうが食べやすいですよね。 酢豚にパイナップルを入れるのも同じ理由でしょうか。もちろん、ハンバーグをそのまま食べるほうが好きな人もいますし、某大阪市長のように酢豚のパイナップルは嫌いだ!という人もいますけど。ボディと酸味の構造といいますか、そういうものは個人差こそあれど、平均としてこれくらいが心地よいというのはあるようです。ワインの場合はそこにアルコールやタンニンなんて要素が加わってきますが、基本は同じかもしれません。とにかく、実際に召し上がっていただくというのが一番かも知れません。飲んでいただければ、なんとなく「球体感」の片鱗というものを感じていただけるんじゃないかなぁと思います。 ちなみに日本ではレストラン専用品としてリリースされているため、ワインショップではあまり見かけないレアアイテムでもあります。残念ながら、実に残念ながら、今回日本への輸出が終了となったため、終売特価としてご紹介になります。この価格でこの味は正直かなり破壊的です。ぜひお試しあれ。 品種: ピノノワール100%
ぷ〜ちん
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最高の安旨ワイン! 正直3000円クラスと言っても信じるレベル。 素晴らしい香りとまとまりのある味。完成度が高い。 基本的に安いワインには5点付けないけど、これは別格。 以下ワインショップの解説文 1000円台前半ピノとして最高峰のクオリティでは。アルゼンチン2トップの片翼が魅せる、まとまり感抜群の逸品。 ボデガス・サレンタイン 《アルゼンチン メンドーサ地区》 この価格としては最高レベルじゃないかな、と思うような秀逸ピノノワールがアルゼンチンからやってきました。 他品種は以前より取り扱っていた「ポルティーリョ」シリーズのピノノワールが、満を持してACワイン初登場です。 作り手はボデガス・サレンタイン。1999年設立と比較的新しいワイナリーですが、有名ワイン誌「ワイン&スピリッツ」で、あの「カテナ」と並び1、2位を争うアルゼンチンのトップワイナリーとして紹介されるなど、国際的に極めて高い評価を受けているアルゼンチンの雄です。 ポルティーリョシリーズは彼らのカジュアルレンジとしてリリースされるラインナップ。 カジュアルレンジといっても気合いの入れようは尋常じゃありません。畑は標高が高く良いブドウを育てるのに最高の環境であるアンデス山脈の隣メンドゥーサ地区のなかでも、 最上のひとつといわれるウコ・ヴァレーにあります。この価格でも完全自社畑。契約農家からの買い葡萄じゃないんですね。サレンタインのスタッフが丁寧に栽培したピノノワールを収穫し、その後最新の醸造設備でクリーンに仕上げていきます。香りを引き立たせるため、収穫した葡萄は6日間、8℃から10℃ほどの環境で保管されます。その後24℃から26℃で発酵。よく完熟したカシス&ストロベリーと小ぶりの薔薇、わずかにスパイスの香り。密度の高い果実、それに輪郭を与える高い酸レベルと適度なタンニン。 驚くべきは、そのまとまりのよさです。果実、酸、タンニン、各要素は高いのに、まとまりが欠けているがゆえにチグハグな味になってしまっているというワインは、南米に限らずどこの産地でも散見されます。ワインを美味しいと感じるためには、バランスのよさ、硬い言葉でいうと調和というものが必要条件なのだなぁ、と日々試飲を行う中で繰り返し思うのですが、このポルティーリョはこの価格ながら、そのバランス感覚が素晴らしいんです。甘みと酸、タンニン、アルコールが相互に抑制し合い全体として均衡を保っている。実際、一般に銘醸酒と呼ばれるワインのほとんどはそういう均衡構造をもっているんですが、そうなると、後口に、丸みを帯びたような、ある種のまとまりを感じることがあるんですね。僕たちは「球体感」なんて言葉でそれを表現することがあるんですが、このピノノワールにも小振りながら、その「球体感」がいるんです。このまとまりある味があるとどうなるか。端的に言うと、飲みやすくなる。いっぱい飲んでも飲み疲れしなくなるんですね。例えば料理もそうだと思うんです。ハンバーグを単にそのまま食べるより、ちょっと酸味の効いたケチャップなんかをつけたほうが食べやすいですよね。 酢豚にパイナップルを入れるのも同じ理由でしょうか。もちろん、ハンバーグをそのまま食べるほうが好きな人もいますし、某大阪市長のように酢豚のパイナップルは嫌いだ!という人もいますけど。ボディと酸味の構造といいますか、そういうものは個人差こそあれど、平均としてこれくらいが心地よいというのはあるようです。ワインの場合はそこにアルコールやタンニンなんて要素が加わってきますが、基本は同じかもしれません。とにかく、実際に召し上がっていただくというのが一番かも知れません。飲んでいただければ、なんとなく「球体感」の片鱗というものを感じていただけるんじゃないかなぁと思います。 ちなみに日本ではレストラン専用品としてリリースされているため、ワインショップではあまり見かけないレアアイテムでもあります。残念ながら、実に残念ながら、今回日本への輸出が終了となったため、終売特価としてご紹介になります。この価格でこの味は正直かなり破壊的です。ぜひお試しあれ。 品種: ピノノワール100%
ぷ〜ちん