Ch. Haut Brion Blanc写真(ワイン) by chambertin89

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REVIEWS

ワインCh. Haut Brion Blanc(1998)
評価

4.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2016-12-10
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    chambertin89

    【1998Ch.オーブリオン・ブラン その2】 最近飲んだものではなく、VINICAを始める前に飲んだもので、しかも豪華3本立てです。(笑) 尚、写真は最後に飲んだ月例会のもので、しかも自分で撮影しておらず、aiaisarusaru様からご了承いただき借用しました。 エノテカのプリムールで3本購入した98Ch.オーブリオン・ブラン。 2005年のポストの通り、1本目はガチガチに閉じていてポテンシャルの高さは感じたものの、飲み頃には程遠い印象でした。 ワインあるある。(私の場合) 1本では飲み頃の判断が難しいのでケース買いしたいけど、予算的に厳しいから3本購入。 1本目は飲んだとしてもまだ2本あるし、飲み頃を推定する必要もあるしと思って早目に開けるが、早すぎて飲み頃がよくわからない。 2本目はとりあえず10年待って飲んでみたが、こなれてきて熟成感はあるものの、まだピークは先の印象。 では、ピークはいつかと思うが、よくわからないし、最後なので3本目はなかなか開けられない。 2005年の時点でガチガチでしたので、残る2本はしばらく放置することとしたもののじゃあ、いつ2本目を開けるかとなるとなかなか難しい。 1本目が予想外に固かったので、予測がつきにくくなってしまいました。 3本買いは時たましましたが、開けても次の予測がつきにくいことは結構あるように思います。 って、私の能力がないだけですが。F(^_^) 取り合えず、もう7、8年、ヴィンテージから切りよく15年で想定しました。 2013、14年頃ということになります。 ところが、丁度その頃に我が家の経済的な事情が思わしくなくなりました。 オーブリオン・ブランはその頃、4、5万といったところで、購入価格から倍増してはいましたが、その程度の物も処分しないといけないほど困っていたわけではありませんので、いずれは開けるつもりではありました。 ただ、そういった時に自分だけ1万かそこらの食事に出掛ける気にもなれず、年を重ね2016年を迎えました。 この年、現在の勤務先への転職を決め、22年勤務した会社を退職する事になりました。 切がよいところで2016年12月一杯をもって退職、翌月、年が改まったところで転職としました。 退職に当って各方面に挨拶したり、送別会等もあったりした中で、長年お付き合いのあった協力業者の担当者Oさんに退職を告げると「一度食事でも如何でしょうか。」とのお話。 確か私が30過ぎで東京での勤務に見切りをつけ、転職してから2、3年後に新人として助手的な立場からお付き合いが始まり、やがて一人前の担当者として長く付き合ってきました。 彼は私より10は若く、私が元請、彼は下請業者の立場でもありましたので、時には厳しく接しなければいけないような時もありましたが、腐らず常に前向きに対応してくれたので、好ましく思い、高く評価もしてきました。 次の勤務先の事情等も考えるとこれまでのような親密なビジネス関係は望めそうになかったので最後に食事でもと持ち出したのでしょう。 そんな気遣いも嬉しく、ワインを飲みながらの会食を提案しました。 いつも仕事の話の後に私のワイン話を興味深げに聞いてくれたのでワイン会にも誘った事がありますが、スケジュールが合わず、彼とワインを飲んだことはありませんでした。 12月上旬で会食する事としてワインは何にしようか、と考えた時、オーブリオン・ブランを思い出しました。 人数を増やす事も出来ましたが、私としては最後に彼と差しでゆっくり話がしたいと思いました。 二人でとなれば2本、白はオーブリオン・ブランなら同じオーブリオン・ルージュの1996があったのでお別れと自分の門出にオーブリオン赤白はぴったりかなと思いました。 あれから11年程ですがどの程度熟成が進んでいるのでしょうか? 会場は今は月例ワイン会でお世話になっているAさん。 二人ですが個室にてご用意いただきました。 2016年12月第二土曜日だったかと思います。 前の勤務先での最後の現場(といっても現在の会社の現場への出向だったのですが。笑) を11月に終えて、12月は引継業務で1,2日出勤する以外は代休、有給休暇を消化する為に殆どお休み。(有給休暇は消化し切れませんでした。消化したら1月まで休めたのですが、早く稼がないといけないのでそういうわけにもいきません。笑) このポストは自分の記録として残したい事もあってどうでも良い事も細かく書いています。 当初は1週間前だったのですが、丁度自宅を出ようとした時に電話があり、レストランAさんのご主人が発熱の為、1週間延期となっていました。

    chambertin89

    L

    久しぶりに文字数上限オーバー。f(^_^) 以下は続きです。 まずは1998オーブリオン・ブランを抜栓。 グラスに注いだ瞬間。 「?」 思いがけず熟成がかなり進んだ色合い。 ヴィンテージから18年経過した白ワインですから不思議ではないのですが、2005年の時を考えるとまるで不滅の生命を持っているかのように錯覚してしまっていたのです。 香りもエノテカでの試飲の際に感じたような力強さ、張り詰めた緊張感のある香りではなく、熟成の進んだ白ワインに特有のアプリコットやモカのようなものまで。 味わいについても甘さが主体的になりつつありました。 白ワインの場合、熟成が進むと辛口は甘くなり、甘口は辛くなるといいますが、このボトルについてもかなり熟成が進んだように思われました。 私は辛口白の場合、熟成が進んで甘く感じるものより、その手前、甘さも入りつつもまだ、張り詰めた緊張感のある味わいも残っている方を好みますので残る一本も早く飲んだ方が良いかな、そう思いました。 ルージュの方は良年なのでまだまだ熟成するのはもちろんですが、飲み頃に入ってきて十二分に美味しく満足でした。 じっくりワインを楽しみながら歓談しました。 長い付き合いでしたので、過去のあんな事やこんな事、将来の事、オーブリオンの白、赤が醸し出すゆったりとした時間の中で心ゆくまで語り合いました。 名残惜しいですが、私の電車の時刻も近づいてきました。あとグラスに2杯程ルージュが残っていましたが、Oさんは奥さんが迎えに来るということで、待っている間、ワインを空けるよう勧めて帰路につきました。 因みにたまたま翌年元旦の芸能人格付チェックのワインはオーブリオン・ルージュということでOさんにも一層喜んでもらえたようでした。

    chambertin89

    L

    人生の区切りにステキなワイン✨✨ ステキです✨!(^^)

    アトリエ空

    L

    アトリエ空様 ありがとうございます。(^_^)

    chambertin89

    L

    文字数上限オーバーの物語、拝読させていただきました。 ワインには一期一会的な要素があるので、人との出会いや別れ、人生の節目等にはワインが似合いますね。

    bacchanale

    L

    bacchanale様 長い駄文にお付き合いいただき感謝します。 bacchanale様や他の皆様ともこうしたワインとの一時を共に出来ればと願っています。

    chambertin89

    chambertin89
    chambertin89

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