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2.5
2012 ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ/ティエリー・ジェルマン ソーミュール・ブラン ランソリット ロワール/フランス 今日は節分ですね。会社帰りに閉店間際のデパ地下で50%オフで購入した恵方巻のお供は、ロワールのちょっと「珍しい」白ワイン。外観は透明度と輝度が際立つ淡いゴールド。香りも淡い色調の花を思わせる仄かなものです。レモンや青リンゴ、カリンのようなヒントもありますが、押し出しは弱く、あくまでも控えめです。ただし、「薄さ」とか「弱さ」は感じません。「まだ本気を出してないだけ」みたいな主張は十分伝わってきます。味わいは、一転して雄弁です。しなやかな酸味と豊かなミネラル、体躯はフルではありませんが、スリムでキュッと引き締まった筋肉質。ああ、ロワールのワインだなぁ!懐かしい気持ちが湧き上がります。そうなんです、ロワールの白ワインは実に久しぶり。まったく派手さのない、クリアでピュアな趣きです。アルコール度数表示は13%となっていますが、それ程のレベルとは思えません。エキス分や旨みはなかなかのレベルで、将来性と今飲む喜びを担保します。思い立って、リーデルのボルドー型とモンラッシェ型の、2つのタイプのグラスで飲み比べてみました。酸に神経質さが出てしまうボルドータイプよりも、味わいの伸びや円やかさを強調するモンラッシェ型のほうが、圧倒的に好みです。本来なら、じっくり時間をかけて、変化を楽しむべきワインだと思いましたが、連れ合いと大学生の子ども2名と私の4人がかりでは、とても持ちません。もしかしたら起こったかもしれない、劇的な変化を見ることもなく飲み干されてしまう運命でしたが、グラスの中に、しっかり福が来ていたとを信じたいですね。そのような儚さを感じることも、なんとなくロワールの白ワインっぽい気もします。はあ…。
iri2618 STOP WARS
iri2618さんのお宅では、2本同時にあけて、それらを飲み比べて、また翌日にそれらの変化を楽しむというのは、いかがでしょうか?
Kyoji Okada
同時に開けることは少ないですね。飲み手が最大5人になることがあるので、その日に飲み切ってしまうこともしばしばです。ただ、何日か時間をかけて変化を見ることもあります。日本酒だと、常に複数銘柄が開いていますが…。
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2012 ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ/ティエリー・ジェルマン ソーミュール・ブラン ランソリット ロワール/フランス 今日は節分ですね。会社帰りに閉店間際のデパ地下で50%オフで購入した恵方巻のお供は、ロワールのちょっと「珍しい」白ワイン。外観は透明度と輝度が際立つ淡いゴールド。香りも淡い色調の花を思わせる仄かなものです。レモンや青リンゴ、カリンのようなヒントもありますが、押し出しは弱く、あくまでも控えめです。ただし、「薄さ」とか「弱さ」は感じません。「まだ本気を出してないだけ」みたいな主張は十分伝わってきます。味わいは、一転して雄弁です。しなやかな酸味と豊かなミネラル、体躯はフルではありませんが、スリムでキュッと引き締まった筋肉質。ああ、ロワールのワインだなぁ!懐かしい気持ちが湧き上がります。そうなんです、ロワールの白ワインは実に久しぶり。まったく派手さのない、クリアでピュアな趣きです。アルコール度数表示は13%となっていますが、それ程のレベルとは思えません。エキス分や旨みはなかなかのレベルで、将来性と今飲む喜びを担保します。思い立って、リーデルのボルドー型とモンラッシェ型の、2つのタイプのグラスで飲み比べてみました。酸に神経質さが出てしまうボルドータイプよりも、味わいの伸びや円やかさを強調するモンラッシェ型のほうが、圧倒的に好みです。本来なら、じっくり時間をかけて、変化を楽しむべきワインだと思いましたが、連れ合いと大学生の子ども2名と私の4人がかりでは、とても持ちません。もしかしたら起こったかもしれない、劇的な変化を見ることもなく飲み干されてしまう運命でしたが、グラスの中に、しっかり福が来ていたとを信じたいですね。そのような儚さを感じることも、なんとなくロワールの白ワインっぽい気もします。はあ…。
iri2618 STOP WARS