イタリアのスパークリングワイン。度数は低い7.5%。ロピアで約1100円。 外観は薄い黄色でだが、印象にはくすんだ銀色的なものを連想。僅かにとろみのある液。泡立ちは細かいがあまり立たない一方、口に含むととてもキメ細かく滑らかで、もっこりと広がる豊かな泡。 香りは全くと言う程感じられず、僅かに蜂蜜香と、熟れた洋梨の香りがある程度。 甘味がかなり支配的で、やはり蜂蜜感のあるもったりめの甘味が強い。同じく洋梨や、アンズを思わせる、熟れた甘酸っぱいフルーツ。甘味の中に僅かにマンゴーのねっとりした甘味も、目立たないがある。 渋味は全く感じられず、舌先の収斂も微炭酸の刺激に隠れる程度しかない。苦味は極々僅かに、後味に見つかる程度で、これは熟したフルーツの後味にも似た感じで、却って熟れたフルーティな印象になる。 酸味は殆ど甘味と同化して表れる程度で、前述の熟れた洋梨やアンズのような甘酸っぱさにしか見えない。酸自体はかなり弱いが、甘さと共に感じる事で、ふくよかさのある酸に思える。但し、酸の余韻は一瞬。 味わい自体は複雑味やコク、厚みは無いが、泡の豊かな膨らみと、よく熟れたフルーティな味は、それなりにボリューミー。甘味がかなり強いが余韻は短く、ベタつきはそこまで感じない甘さが飲み易い。一人でしっとり飲むより、多人数で飲むのが楽しそうなワイン。

HighField07

いつだか，某テーマパーク内のレストランにて，この銘柄を飲みました．連れさんが大いに気に入った様で，いい思い出です．

marine2017

自分が美味しいと思えるワインに出会うのも嬉しいですが、友人やお連れさん等大切な方が美味しく喜んでいるのを見るのもまた嬉しいものですよね。それが自分も美味しくて、共有出来るなら尚の事。

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