Autréau de Champillon Cuvee 1670 Grand Cru Millesime 2012 立派な箱入りで到着していた。この手のものは箱代が高いという印象が強い。数日間セラーで寝かせた。 コルクを抜くと、シャンパンゴールドは色も香りも淡いビール系で、泡粒も程良く浮かんでいる。グラスに鼻を突っ込んで確かめる。フルーツやナッツなどに代表されるシャンパンの安定した香り。これは先入観に勝つ1本かもしれないと予想した。 一口目の感想は、フルーツビールテイスト。これは最初のイメージ通りなのだが、がっかりはしていない。何故なら、余韻が違うから。臭みを残すことなく次を誘っている。苦味やコクが舌に纏わりつき、やがて甘さや旨みに変わる。飲むたびに酸味を見つけたり、他の香りに気付いたりする。それも見事なバランスの中でのことだ。今は、柑橘系の皮やコーン、松など、更に世界が広がっている。何よりも、この絶妙な苦味が美しい。今回は、食前のほうが楽しめた。 食べ物: BitMarket 惣菜盛り合わせ (村上牛のローストビーフ、豚挽肉のトマトペンネ、エビマヨ、鶏の唐揚げバルサミコソース、フライドポテト、ザワークラウト) 、ライスコロッケ、フィリップベル ディスクキャラメルショコラ Bitさんの料理の名前、相変わらずテキトーですいません。それから今回は、普段食べている好きなスイーツを食べるとシャンパンが生臭くなるということがあった。

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