定例ワイン会。今回はローヌ・ワインでブラインドです。 次のフライト2本目は殆ど見かけることもない入手困難のマルセル・ジュジュ・コルナス2014年を頂きました。コルナス最高峰の作り手の一人ですが、殆ど市場には出回らなく、運良く見つけてもとても高額な値段になっています。 透明感の有る綺麗なルビー色。 赤果実にスパイスやメンソール、ハーブなどが綺麗に香ります。 ボデイはエレガントですが、最初は閉じ気味でイチゴや金属系の酸味を感じ、ジュージーですが、余韻は控え目でした。 ただ段々と開きかけてきますと、果実とアース等の複雑味のバランスが絶妙で、控えめながらも長い余韻に変わり、果実味の美しさが引き立って来るようでした。 実は残りのワインを家に持ち帰り、翌日試したのですが、果実とハーブやスパイスがパヒュームの様に香り、控えめながらも芯の強い凝縮感を感じるコルナスでした。 是非とも所有して熟成させてみたいワインでしたが、殆ど無理だと思います。

Marcassin