ボトルのヴィンテージのシールがズレている。もっと丁寧に仕事してくれ！ しばらくセラーで寝かせて置いたのだが、コルクが乾いており、(しかも下がっていて)、粉が出た。これ、パンショのコルク？… まあいいか。香りは悪くないし。 紅茶の暗いルビー〜ガーネット色。少しピンクがかっている。落ち着いた橙紫黒果実と口紅の香り。梅の酸味からプラムの果実とミネラルの余韻。固い感じだが、地中の深いところに根が張っているようなイメージが、ちゃんとある。でも、味が薄いし、寝かせたらまとまるのかな。 梅、ブラックベリー、ブルーベリー、カシス、口紅、鉛筆、石灰、ミント、オレンジマンゴー、枯草、スモーク、薔薇、穀物(コーン、豆) 香りは好きだ。でも味覚の酢の感じが気になる。食事に合わせると実力を発揮するだろうな。それから、価格からすると、もう少し高級感が欲しいところ。 だが、しかし… 抜栓してから1時間位になるが、深みが増してウットリしている。心地良い余韻と味わいに浸って抜け出せない。たまに、ワインの神様に会ったような感覚の時がある。その時はいつも、有難う御座います！と頭を下げる。。。。。あ、これはヴォーヌロマネだった。 1時間前の抜栓をお勧めします。 現在、午前10時23分。

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