Sentiers de Bagatelle à l'origine
センティエール・ド・バガテル ロリジンヌ

南仏、サン・シニアン。 葡萄品種は、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル。 香りはほのかに果実と香草で、控えめ。味わいは、少なめの酸と、渋みで、飲みやすく。かといって単純でなく、複雑な味わいに。ドギツくなく、花蓮な味は、食べ物を選ばない感じ。 手摘みによる収穫、除草剤は使わず、減農薬農法を使用。

色が濃い割にはミディアムボディ。 カリニャン由来と思われる酸味がやや突出している以外には、渋味と果実味がいいバランス。 シラー、グルナッシュ、カリニャンそれにムールヴェードルという、4種の葡萄のアッサンブラージュが、1＋1＋1＋1＝4＋αを生み出していました。 エレガントなワインでした。

東京出張、3日間缶詰めで研修受け、検定試験を受けなければならないため、遊びには出られませんでしたが、夜の食事は堪能しました。 水道橋のとんかつの有名店、菩提樹。 店内はアンティークや骨董品などに溢れていますが、どれも品良くまとまり、センスを感じます。 ボールいっぱいの千切りきゃべつと食べ放題のおつけ物がうれしい。 とんかつはいいお肉をじっくり揚げた白い衣の上品な感じ。 グラスで南フランスのシラー、グルナッシュなどの赤をいただきました。 つぶしたてのブルーベリー、野生のハーブを思わせる香り。 甘さと程よい酸味がありとても飲みやすかったです。

コスパのよいワイン。凝集された果実味。2日目の変化も楽しめた。