味わい |
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香り |
ワイン名 | Lou Dumont Bourgogne Aligoté |
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生産地 | France > Bourgogne |
生産者 | |
品種 | Aligoté (アリゴテ) |
スタイル | White Wine |
2025/02/21
(2022)
今週のお楽しみも『えっ!この造り手のこれが初紐なの?』という意外なワイン ルー・デュモン ブルゴーニュ・アリゴテ2022 ネゴシアンでもあるルー・デュモンですので、アイテムは沢山あり、アリゴテのポストもありそうですが、ドメーヌ物の白いエチケットのアリゴテはありますが、ネゴシアン物であるオレンジ色の天地人エチケットのアリゴテのポストはなさそうです(^_^) とは言え、沢山アイテムがあるので見落としているかも知れないので、ルー・デュモンに詳しいLSV様に確認すると 「これは新アイテムですね。買いブドウのアリゴテでかなりナチュール寄りの作りです。2023年にドメーヌ訪問した時に飲ませて頂きました。」 とのことで、流石です(^_^) 元々自家消費用に一樽作っていたという貴重なアリゴテ(^_^) 【紐付け一番乗り】139件目です(^_^) 天然コルクかと思いましたが、中間は圧搾コルクのタイプ。 コルクにサンスフルの文字が。 ノンフィルターなのか少し曇りを感じるレモンイエロー。 香り、味わいにもフレッシュなレモンジュースのニュアンスがあり、好みのタイプですが、バランス良い甘酸っぱさで次第に甘味、旨味が増してくる印象。 パタイユの上級キュベのような凄味はなさそうですが、とても美味しいですし、最初はまだ、薄皮1枚剥けていないような気もしましたので、もう少し寝かせるともっと良くなりそうです。 半分残して明日のお楽しみに。 【2/21 2日目】 少し重心が低めになり、コクが出てきたようで美味しくいただきました(^_^) 一樽物のようなので、手に入るうちにリピートも考えたいと思います。 【ショップ情報】 大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 「ブルゴーニュ・アリゴテ」は、ルル・ヴェルジー村産のアリゴテ100%。平均樹齢10年。収量は30ha/ha。天然酵母のみを使用し、ステンレスタンクで一次発酵、マロ発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の5回使用樽で15ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。SO2は不使用。毎年自家消費用に1樽だけ造っているワインで、少量だけ提案していただけることになったものです。 「毎年自家消費用に1樽だけ造っているワインで、SO2無添加です。私たち家族はもちろん、収穫人の方や、セラーを訪問してくださる方に飲んでいただいています。爽やかな酸とほのかな樽香が特徴です。少量でのご案内になりますが日本の皆様にもぜひ味わっていただきたいと思い、今回初めてご紹介します。」by.仲田さん ■2022年ヴィンテージ情報■ 2021~2022年の冬は例年よりも乾燥し穏やかだったおかげで、早くからぶどう樹の成長サイクルが始まりました。4月初旬の急激な気温低下は霜害を誘発しましたが、幸いなことに被害は極めて限定的で、収穫への影響はほとんどありませんでした。4月中旬から気温が上昇し、開花は例年より2週間早く5月末に終了しました。降雨量が少ない春でしたが 6月末に豪雨があり、まさに干天の慈雨となりました。夏の高温によってぶどう樹は完璧な健康を保ち、8月中旬には適度な雨も降るなど、理想的な天候が続きました。収穫は8月末に始まり、9月の第3週まで続きました。ぶどうの品質、収穫量ともに、非常に満足のゆくものでした。2000年以降でベスト5に入る傑出ヴィンテージとなりました。 【その他】 コルクにサンスフルとあったので、気がつきましたが、LSV様に伺ったところ、「仲田さんは以前はサンスフルに懐疑的でしたが、コロナになって時間が沢山出来た中でやってみようと思ったそうです」とのこと。 サンスフル=亜硫酸塩無添加ですが、裏エチケットには酸化防止剤(亜硫酸塩) の文字があり、「サンスフルなのに何で?」と疑問に思いがちですが、ワインの醸造の過程で微量ながら亜硫酸塩は発生する(ことがある)ので日本の食品衛生法上は亜硫酸塩の表示をする義務があるもので、添加していない≠含有していないということですね。