味わい |
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香り |
ワイン名 | La Capitulation Ne Paie Pas |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Cinsault (サンソー) |
スタイル | Red Wine |
2024/06/28
(2018)
『No.1129 儚さの具現化』 【ラ・カピチュレイション・ヌ・パイエ・パ!/2018年】 ル・トン・デ・スリーズ/フランス・ランスドック ・サンソー100% 合わせた夕飯 ・ハヤシライス ・プチトマトとモッツアレラのサラダ ・オクラとたまごのスープ 抜栓し、グラスに注ぐ。もうこれは赤というべきなのか…と思わずにはいられない淡い色合い。もうこれロゼですね…と決めつけたくなる。んでもって香りの方は…アロマティックとまではいかないが、ベリー系の甘やかな果実香。 そして一口…あぁ、この味わいは実にフレッシュでフルーティ。ベリー系の果実味に少しのハーブ感。そしてフルーティ感にかこつけただらっとした液体化mんではなく、柔らかくも一本筋の通ったミネラル感のお陰でだれることなくスルっとイケてしまうしてやったり感。 さすがはアクセル・プリュファー。大好きです。 ハヤシライスのような比較的ライトなデミグラス料理にも、そしてモッツアレラのサラダにも合う合う。そして9.3%とライトなアルコール感も手伝って、グイグイ進んでしまう。 儚さを具現化したような罪な一本。ごちそうさまでした!
2023/03/05
(2017)
『No.942 相変わらず薄旨を作るのがお上手で』 土曜日の話。 仕事の後、所用で友人と会ってきた。夕飯も一緒にと思ったのだが、雑用をいくつか済ませてたら、何だか食べ損ねていて、しょうがないから…ってことで、友人と別れた後、帰りがけのコンビニで何某か買って帰った次第。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・チーズリゾット(冷凍) ・麻婆茄子(冷凍) ・ななちきとハッシュドポテト それにしても、セブンイレブンの冷凍食品のクオリティの高さたるや…ねぇ、あなた。僕は特に麻婆茄子は大好きでつい2パック食べてしまうわけで。そしてこの日はフランスはラングドックのル・トン・デ・スリーズのラ・カピチュレイション・ヌ・パイエ・パ!2017年をお供に。それにしても舌を噛みそうな名前だこと。サンソー100%のこの一本。 抜栓し、グラスに注ぐと…淡いっていうか、これはロゼなんじゃないのくらい色合い。香りの方は、グラスに注いだとたんフワッとベリー系のチャーミングな果実香。これは実に心躍る感じ。もう少し鼻を近づけると、果実香の奥に少し土っぽさや鉄のニュアンスを感じなくもないが、これは僕の中では許容範囲ってことで。 そして一口…あららぁ、これはまた実に華やかでチャーミング。果実の豊かな味わいが口いっぱいに広がる感じ。そして引っ掛かりはゼロ。するりと入っていくのねん。これはシルキーとかベルベッティーン(レニクラ的言い回し)というよりは、薄旨からくるものなのかしらん。 それにしても、このチャーミングな味わいは実に気持ち良い。思った通り、麻婆茄子には相性抜群!この感じだと、餃子や春巻、焼売(肉主体)のような点心ものには間違いなく合うだろう。チキンも問題なし。どちらもグイグイ進む。リゾット、合いますよもちろん!ちょっと一言いいのなら、この冷凍リゾットはなかなかの美味しさ。 閑話休題。 それにしても、このワインは実に美味しいな。豊かな果実味で、酸味やタンニンというよりは少し甘味が勝つ感じ。でも甘ったるくなく、スッと後味が引いていく儚さがまた良かったり。食事と共にいただくのが僕的には好きかな…といった感じ。 ごちそうさまでした!
2022/07/28
2021/11/01