Dom. Hubert Lignier Gevrey Chambertin Les Seuvrées
ドメーヌ・ユベール・リニエ ジュヴレ・シャンベルタン レ・スーヴレ

少し気温も下がったので赤も飲みたくなってチョイス。ここは相続関係でゴタゴタがあったり、ネゴスを始めたりしてちょっと敬遠してたんですがたまたま見かけて購入。ドメーヌ物だしね。スーヴレはグロフィエのイメージが強いですが、こちらはもっとクラシカルな感じがします。果実味が強いタイプでもなく、薄旨でもなく酸とタンニンの骨格にエキス系の旨味、2014ということもあるのかスケール感はありません。翌日になっても思ったほど開かずちょっと期待外れかな。

鳥の照り焼き、ローストビーフ、ポテトグラタンとあわせました。クリスマスイブを彩るワインとして。 いやー、一万超えのワインは流石です。普段飲むワインと同じ飲み物としてはいけませんね。 圧倒的にうまい。 1時間前に抜栓してますが、まだ開いてませんでした。安物のcavaで乾杯しつつ、ローストビーフ登場とともに飲んだら、唸るほどの味わい深さ。 2015のプルゴーニュはハズレが少なさそうですね。 いや、高い金出して飲まないと出てこないレベルってあるんだなぁと感じました。

ローランリニエ氏曰く、20年の熟成は可能とのことですが、開けてみました。 樹齢50から75年の古樹で作られており、村名畑であるものの、マゾワイエールシャンベルタンの下に位置している。 香りはカシスやブルーベリー、ラズベリーのような香り。 飲んでみますと、あれ、これまだ意外と若々しく、筋肉質… イチゴやラズベリーなどの果実味がブワッと押し寄せたあと、後からなめし革、少々樽味があらわれます。 優れた果実味ときれいな酸、でタンニンもなめらかで程よい。飲みやすいし美味しいですね。 14年のものですがまだまだ熟成可能というのは明らかに頷ける。 今でもかなり美味しいエレガントなワインであると思いますが、20年ほどの時を経たこちらも試してみたいと感じました ただ、本当に持つのかはわからない。ヴィンテージの影響か、パワフルとは言い難いため。

ユベール・リニエ　ジュヴレ・シャンベルタン　レ・スーヴレ　2014 昨年一番多く飲んだユベール・リニエですが、未だにどうも掴めません。抽出が濃く茎の青さの印象が強く、村名のイメージよりは作り手の印象が強い様に思います。酸もきれいでタンニンも滑らかと思うのですが、抜栓時点では各要素がバラバラな印象。数時間経ってようやく果実味が膨らんで整います。 早くから美味しいワインが多い中、そんなの知るか！と言わんばかり。華やかさは無いですが、こうしたワインを美味しいタイミングで飲める様になりたいものです。

ドメーヌ ユベール リニエ ジュヴレ シャンベルタン レ スーヴレ　2014 2020年 明けましておめでとうございます

ユベール・リニエ なかなか見かけない作り手ですがいい感じです。また2009年近頃見かけないビックビンテージですものね✨

2007。妖艶な感じがすてきー！焼き鳥やさんに持ち込ませていただきました。白肝がフォアグラみたいでマリアージュもナイス！！