Dom. Benoît Chevallier Vosne Romanée 1er Cru Les Beaux Monts
ドメーヌ・ブノワ・シュヴァリエ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボー・モン

フランスはブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ、ドメーヌ・ブノワ・シュヴァリエ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボー・モン2021をグラスで。ピノ・ノワール100%。 色味は明るいルビー、香りはラズベリーのバランスにチェリーのニュアンス、スミレと鉄のニュアンス、梅、シナモンのスパイス香、軽い樽香。 飲み口はやや軽め、程よい果実味にバランス良い爽やかな酸味、タンニンはきめ細やか。若さありながらも角のない丸みあるイメージで、余韻も長く美味いワイン。 今回は村名ヴォーヌ・ロマネと同村1erの飲み比べであったが、1erの方が皮一枚分ボリュームが増す。ヴォーヌ・ロマネらしい明るく華やかなイメージはあるが、同時にやや野生味もあり、梅紫蘇に囲まれた野薔薇な感で旨みも強い美味いワイン。 ドメーヌ自体は2018設立の若いドメーヌではあるが、既にボトル価格はやたらと高い。

ブノワ・シュヴァリエは2018年にヴォーヌ・ロマネ村に設立された新進気鋭のドメーヌで、2021年にはブルゴーニュ地方の「ヤング・タレント・トロフィー」を受賞するなど今もっとも注目されているブルゴーニュ地方の生産者のひとつです。 このヴォーヌ・ロマネ レ・ボー・モンはブノワ・シュヴァリエのトップ・キュヴェ。ドメーヌのこの銘柄への想いは強く、「もし、私たちが一つのワインしか造れないとしたら、それはこのワインだ」と語っているそうです。 鮮やかなルビー色。ラズベリー、チェリーのアロマにシナモン、バニラのニュアンス。余韻に柑橘系のフレーバーもあって、いかにも高級なピノ・ノワールの良い雰囲気がたっぷり。 あきらかに熟成させて味わうべきワインですが、フレッシュな香りと生き生きとした酸を今愉しむのも悪くはありません。

ヴォーヌロマネ飲み比べ！ 最後はこちら。 香りは良い感じ。妖艶な黒系果実でスミレの香りが広がります。 味わいは、 予想してましたが、パワフル… まだまだ果実味、タンニン、酸、しっかりしていてます。1erなので、当たり前かもしれません。 若い1erを開けるのは、もったいないこと改めて勉強できました。 うちにある若い1erは酔っても開けないようにします ( ^ω^ )