Ch. La Borie
シャトー・ラ・ボリー

3.44

8件

Ch. La Borie(シャトー・ラ・ボリー)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ラズベリー
  • ブラックチェリー
  • イチゴ
  • カシス
  • バラ
  • ブルーベリー
  • ブラックベリー
  • プルーン

基本情報

ワイン名Ch. La Borie
生産地France > Sud Ouest
生産者
品種Périgord (ペリゴール)
スタイルRed Wine

口コミ8

  • 3.5

    2024/01/16

    (2015)

    シャトーラボリー2015 IGPペリゴール ◾︎感想 ●匂いは赤いベリー系のフルーティさとバニラの甘い感じが合わさった主張が激しくない柔らかさのあるふわっとした匂い ●味は控えめなタンニンにミネラル豊富でエレガントさを彷彿させるインパクトの強い果実味が特徴。意外と余韻がある ▪️生産地 ⚫︎フランス ペリグー ・気候 -海洋性気候で温暖、冬は非常に寒い。風が強く年間を通じて一部曇り -比較的降雨量が多い ・土壌 -石灰岩の上に粘土質が覆われており、高台に位置しているため水捌けも非常によい ▪️品種 ⚫︎ペリゴールノワール ・特徴 -アンリ4世が所有していた王室の名を冠した広大な畑に植えられていた王の完全オリジナルなブドウ品種 ・味わい -タンニン控えめで果実味のボリューム感が強烈に残る ▪️生産者 ⚫︎ 名前 ・シャトーラボリー ●農法 ・ビオディナミ農法 →化学肥料などを使わないオーガニック農法の1つ →土壌の考慮や微生物との共存でなく天体や月の運航スケジュールなどを自然界に存在する力を用いて、ブドウの持つ要素を最大限引きあげて生命力を高める農法

    シャトー・ラ・ボリー(2015)
  • 2.5

    2023/06/24

    (2015)

    2015 シャトー・ラ・ボリー IGPペリゴール シュッド・ウエスト/フランス 6/22「プロヴィダンス会」@Da Masa・その4 木曜日のワイン。 4本目のワインは、Richterさんの持ち込み。 マサさんから、品種名を当てたらエライ!と、セミブラインドで供されました。 見た目は、黒に近い、凝縮感のあるガーネット。 カシスやダークチェリーなどの濃い黒果実に、ラズベリーを思わせる閃光のような赤果実のニュアンスが入り、とても果実感の強い香りです。 プルーンや干しイチヂクのようなドライフルーツ、バラのような赤い花の香り、ミントの風味もあり、全体に華やかな印象。 口に含むと、甘やかな果実味が口の中で爆発的に広がり、タンニンの存在感が薄れますが、実はかなりタニックで力強い味わいです。 しなやかな酸やミネラルのキレに、意外な冷涼さも感じます。 ボルドーの南、シュッド・ウエストのワインとあたりをつけましたが、品種がなかなか出てきません…。 お隣の澪さんは、マルベック!と答えておられました。なるほど、その目もありそう…と思いながら、もう少し南のエリアを考え、マディランを思い出しました。 なるほど、タナならこの強い味わいもあり得ます。 同時に、さらに南、スペインとの国境近くのイルレギーのワインも思い出しましたが、ちょっと違う感じ…。 というわけで、私の答えはマディランのタナ。 答え合わせをしてみると、正解は「ペリゴール・ノワール」という、このワイナリーでしか作られていない、超希少種でした。 いや、そんなの知らんがな(笑) 途中から、答えを知っているマサさんが「これ絶対に当たるわけがない!」とキレ気味になっていたのも、なるほどです。 後で調べてみると、この品種はブルボン朝の初代国王、アンリ四世の大のお気に入りで、王の名を冠した2,500ヘクタールもある広大な畑で栽培され、ワインとなっていたそうです。 しかし、だんだん生産が減り、同種によるワインも100年以上も生産が途絶え、ぶどうの樹も僅か2〜3本を残すのみという、絶滅寸前の状態に陥りますが、そこから奇跡の復活を果たして、再びワインを生産するところまで漕ぎ着けたのだとか。 現在では、約20,000本の樹を3ヘクタールの畑で栽培していて、現行ヴィンテージの2015年は、約10,000本のワインを生産したとのこと。 2016年は生産量が少な過ぎて日本への割当てがないそうですが、2017年と2018年はワインそのものができず、2019年は約5,000本の生産。 品質管理や収量制限が厳しいのかもしれませんが、この品種の栽培の困難さを、思わず想像してしまいますね。 インポーターさんの資料では、マルベックと同じ系譜に属する品種のように書かれていましたから、澪さんの正解で良さそうです。 ところで、エチケットに誇らしげに記された〝GRAND VIN DE ROI DE NAVARRE”が、私には気になります(苦笑) 素直に訳すと「ナヴァール王の偉大なワイン」ということになるのでしょうが、ん?ナヴァール王?? ナヴァールは、かつてスペインのバスク地方に存在していたナバラ王国のフランス風の読み方です、アンリ四世は、フランス国王になる前にナバラ王・エンリケ三世となり、1589年にフランス王に即位し1610年に没するまで、両国の王だったのです。 アンリの死後、アンリの息子ルイ十三世(ナバラ王としてはルイス二世)の治下、1620年にナバラはフランスに組み込まれ、独立王国は消滅します。 ただ、歴代フランス国王はブルボン朝が途絶える1791年まで「ナヴァール王」の称号を使い続けたそうです。 私が、もう一つの可能性として考えたイルレギーは、スペインに隣接するフレンチ・バスクの産地ですから、なんだか面白い符号ではありますね。 素晴らしいワインのおかげで、思いがけずも、ヨーロッパの壮大な歴史ストーリーにまで思いを馳せることになりました。 Richterさん、あえて採用しなかったネタも含め、話題豊富な物語の尽きないワイン、ごちそうさまでした。

    シャトー・ラ・ボリー(2015)
  • 2.5

    2022/06/18

    DaiGoさんのやつ。豊かな酸。樽香感じる。「華やか」よりは「凛としてる」側。ピノほど孤高では無いが、近い。食中酒な美味しさ。お店で仔羊とかと合わせたい。「家飲み」ではあんまりかな。

    シャトー・ラ・ボリー
  • 4.5

    2022/01/09

    (2015)

    価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)

     数百年前に失われ、復活を遂げたペリゴールノワールのワイン。どう考えても価格崩壊している、最強のワインだと思います。  DaiGoさんがYouTubeで紹介して即完売のワイン。  アンリ四世が好きすぎて王朝の名前がつけられたとされる、シャトー・ラボリエ。  ナチスの占領などを経て、一度なくなりかけたブドウの木を、接ぎ木に接ぎ木を重ねて復活させて作られたワイン。  そんな事情で年間5000~6000本しか作られないそうです。  開栓直後から凄まじい香り。赤黒の果実を超濃縮した感じというのが一番近いけど、なんとも言えない妖艶さもある。  味わいは香りの通り果実味の大爆発。それでいて高貴な印象。果実味だけならベングレッツァーのワインも負けてないけど、このワインは独特の高貴さがあり、さすがは王が愛したワインって感じです。  何より余韻がすごい。奥さんと話していると鼻からワインの残り香が出てきて幸せな気分。  お供は若狭牛のすき焼き。最近すき焼き多めです。笑

    シャトー・ラ・ボリー(2015)
  • 3.0

    2023/10/29

    シャトー・ラ・ボリー
  • 4.5

    2023/01/21

    (2015)

    シャトー・ラ・ボリー(2015)
  • 2.5

    2022/12/14

    (2015)

    シャトー・ラ・ボリー(2015)
  • 4.5

    2022/08/16

    シャトー・ラ・ボリー