Antoniolo Le Castelle Gattinara
アントニオロ レ・カステッレ ガッティナーラ

Gattinara Le Castelle 2012, Antoniolo わずかにオレンジ色が入ったルビー色。バラ、スミレ、アメリカンチェリー、炭？。渋み、酸味も強いが硬いミネラル感と一瞬薄い甘み。全体的に細身でかつ低域の味がありランゲと明らかに違う感じのネッビオーロ。隣のロンバルディア州ヴァルテッリーナほどの断崖絶壁の山間部ではないけど、ランゲからは150kmぐらい北のピエモンテ北部の標高が高いエリア、火山灰土のネッビオーロ。鯛をフライパンでポワレした。魚でもしっかり焼けばいけます。

アントニオーロのガッティナーラ・ 200post目！ということでキリ番はピノ・ノワールかネッビオーロで迷ったのですが…セラー在庫の多い方、すなわちネッビオーロにしました笑。バローロでもバルバレスコでもなく、ガッティナーラというところがちょっと地味なんですが。造り手は一度飲んだことのある信頼のアントニオーロです。3つの所有畑の1つ、レ・カステッレのクリュ・ガッティナーラ。 色は透明感のあるガーネット。スパイシー。スミレやバラやブラックベリーの香り。熟成香はまだありません。 私の好きなタイプのネッビオーロです。すなわち厳格でタニックでありながらも、ミネラリーでエレガントなワイン。温度によってところどころ雑味やアルコール感が顔を出してしまうのが少し残念です。あと10～20年熟成可能なワインでありながらも、現時点で充分楽しめるワインです。 牛スジとコンニャクの赤味噌煮と合わせました。赤味噌を減らすための料理を色々考えてます。