味わい |
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香り |
ワイン名 | Angol d'Amig Scaramúsc |
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生産地 | Italy > Emilia Romagna |
生産者 | |
品種 | Lambrusco Salamino (ランブルスコ・サラミーノ), Lambrusco di Sorbara (ランブルスコ・ディ・ソルバーラ), Lambrusco Grasparossa (ランブルスコ・グラスパロッサ) |
スタイル | Sparkling Wine(Red) |
2024/05/02
(2019)
『No.1106 やはり荒くれもの』 【スカラムース/2019年】 アンゴル・ダミグ/イタリア・エミリア ロマーニャ ・ランブルスコ・ソルバーラ ・ランブルスコ・グラスパロッサ ・ランブルスコ・サラミーノ 合わせた夕飯 ・ハンバーグステーキ ・じゃがいものバターソテー ・ニンジンとチーズのグリル 王冠を開けて、グラスに注ぐ。ガス感強めで、色合いはかなり濃いめのルビー色。果実のフレッシュな香りと、出ました出ましたやんちゃな還元的ニュアンス。 一口飲むと...おぉ、これまたやんちゃな還元ニュアンス。馬小屋や獣、アンモニアの香りが鼻を突き抜ける。相変わらず荒くれてますなぁ...と思いながらも飲みにくくはない。フレッシュな果実の味わいにキュッと気持ちよく口中を刺激する酸味とガス感。 ブルーベリーに木苺、そしてスパイシーな要素、それに何よりコリッとしたミネラル感もあってか、スルスルっと喉元を過ぎていく。 以前飲んだ時も書いたが、人によっては苦手な人もいると思うが、僕はこの味わいが大好きだ。ハンバーグとの相性は抜群すぎる。明らかに肉向きのワイン。 ごちそうさまでした。
2022/07/02
(2018)
『No.855 荒くれモノを飲むんだぜ』 昨日の話。 気がつけば7月、いつの間にやら7月。あっという間の下半期突入。月並みだがホントそう思うわけで。このスピードだ、そりゃ年もとるわけだ。 何より暑い。何なんだ畜生…と思っていたが、夕飯のメニューを聞いて元気が出た。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・牛肉のソテー・デミグラスソース添え ・ジャガイモとプチトマトのグリル これに白ご飯と味噌汁といった具合。おお、牛肉!この響きだけで元気になれるし、一週間の苦労(ってほどのことをしてるわけではないが)が報われるというもの!ありがとう牛肉よ!そしてイタリアのアンゴル・ダミグのスカラムーシュ2018年をお供に。ランブルスコ・ソルバーラにランブルスコ・グラスバロッサ、ランブルスコ・サラミーノとランブルスコ祭り状態。肉とくればランブルスコでしょ!ってな話。 抜栓し...あ、噴いちゃうなこれ...慎重にガスの出口を確保して、噴いた分をボールに...ちょっと悔しい。そして落ち着いたところをグラスに注ぐ。香りの方は...あらあらこれはやんちゃだな。久々に感じる馬小屋感。奥の方からはブルーベリーや野苺のような野生味あふれる果実の香り。だけど還元的なニュアンスが強い。これは人によっては苦手だろうなぁ。 改めて一口...ん?うわぁ、くるコレ。確かに黒果実系の風味にほんの少しのスパイス、ヨーグルト的な要素も感じなくはないが、ちょっと入り口にアンモニアっぽさが強いかな...。 肉を食べ、ワインを一口、時にジャガイモやトマトのグリル...これを繰り返す。うーん、なんだか飲み慣れるとこれがまたイイなと。 不思議と合うんだよなぁ牛肉のソテーに。デミグラスともケンカしない。杯を進めるごとに還元的な要素が薄らぎ(慣れてきたのかもしれんけど)、このワインの真髄のようなものに近づいてきたみたいな。 アーバン(死語)で都会的...という風では絶対にない、田舎ならではのズケズケ感。でもそのズケズケ感がだんだんクセになり、身近に感じるようなそんな感じ。僕は嫌いじゃない...むしろ好きかな、この感じ。 決して万人受けすることはないだろうけど、コレが好きな人は絶対いるはず。個人的には居酒屋であるような、牛スジ煮込みなんかに合わせて欲しいかなと思ったり...あ、ラムローストにも絶対合う! ごちそうさまでした!