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4.0
実はこのワインも、先日飲んだトリノーロに引き続いて、共に雑誌評論に引きずられて購入したワインでして、その繋がりと言う感じで開けてみました。 サン・ヴィヴァンのキャトルジュルノーと言えば、昔から高名で由緒ある畑でして、少しあこがれだったりします。 その昔、70年代のDRCのマレイ・モンジュを何度か飲む事があって、その区画を含めたロマネ・サンヴィヴァンの畑の歴史と経緯を調べてみた事に依ります(もうずいぶん前の事ですが、)。 その為に、残念ながら今年1月に亡くなられた山本先生が翻訳された大型本「ロマネ・コンティ(リチャード・オルニー著)」を、当時図書館で何度も読んだものです。 (何度も図書館に読みに行ったので、「ちょい高いけどもう買ってしまえば」と思い、後日思い切って購入したのですが、それ以降は殆ど読まないという、オチも付いています) ただ、その当時からLL(ルイ・ラツゥール)は、このRSVもそうですが赤ワインは一般的にそれほど評価は良くなくて、昔実際自分で他のグランクリュを飲んでみても、そう感銘を受けた記憶がありませんでした(翻って白は昔からとても素晴らしい、でもあくまで個人の印象です)。 なので、以来長らく、自分で選択してまでして買う様な事はありませんでしたが、何時だったかワイナートで田中さんが、かなり高い評価を与えていた記事を読みました。 それを読んで、最近は良くなったのかなぁ、と思うに至りました。そして、その割とすぐ後くらいのオファーのリストに、このキャトルジュルノーが有ったので、購入した訳です。 今に至って、このLLのキャトルジュルノー、2000とかこの05とか幾つか開けて飲んでいますが、確かに良いワインですが、そこまでかと言われると、何とも返答の難しい所です。 このワインの前に飲んだブルゴーニュも同じRSV(ニコラ・ポテルの03)でして、これは意図した訳では無いのですが同じACです。続いて飲んだからか、作り手は違いますが、何だか共通点みたいなのがあるかなぁ、と感じました。共に何となく、「端正」な感じがしました。きっちり真面目な感じです、編み目が細かく整って居る感じ、でもあります。 本人の好みとしては、あまり面倒でない素直に悦楽的なワインの方かな、とも思いますが。
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実はこのワインも、先日飲んだトリノーロに引き続いて、共に雑誌評論に引きずられて購入したワインでして、その繋がりと言う感じで開けてみました。 サン・ヴィヴァンのキャトルジュルノーと言えば、昔から高名で由緒ある畑でして、少しあこがれだったりします。 その昔、70年代のDRCのマレイ・モンジュを何度か飲む事があって、その区画を含めたロマネ・サンヴィヴァンの畑の歴史と経緯を調べてみた事に依ります(もうずいぶん前の事ですが、)。 その為に、残念ながら今年1月に亡くなられた山本先生が翻訳された大型本「ロマネ・コンティ(リチャード・オルニー著)」を、当時図書館で何度も読んだものです。 (何度も図書館に読みに行ったので、「ちょい高いけどもう買ってしまえば」と思い、後日思い切って購入したのですが、それ以降は殆ど読まないという、オチも付いています) ただ、その当時からLL(ルイ・ラツゥール)は、このRSVもそうですが赤ワインは一般的にそれほど評価は良くなくて、昔実際自分で他のグランクリュを飲んでみても、そう感銘を受けた記憶がありませんでした(翻って白は昔からとても素晴らしい、でもあくまで個人の印象です)。 なので、以来長らく、自分で選択してまでして買う様な事はありませんでしたが、何時だったかワイナートで田中さんが、かなり高い評価を与えていた記事を読みました。 それを読んで、最近は良くなったのかなぁ、と思うに至りました。そして、その割とすぐ後くらいのオファーのリストに、このキャトルジュルノーが有ったので、購入した訳です。 今に至って、このLLのキャトルジュルノー、2000とかこの05とか幾つか開けて飲んでいますが、確かに良いワインですが、そこまでかと言われると、何とも返答の難しい所です。 このワインの前に飲んだブルゴーニュも同じRSV(ニコラ・ポテルの03)でして、これは意図した訳では無いのですが同じACです。続いて飲んだからか、作り手は違いますが、何だか共通点みたいなのがあるかなぁ、と感じました。共に何となく、「端正」な感じがしました。きっちり真面目な感じです、編み目が細かく整って居る感じ、でもあります。 本人の好みとしては、あまり面倒でない素直に悦楽的なワインの方かな、とも思いますが。
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