2千円程度の安ブル。ムルソーみたいな名前だけどどういう意味なんだろ？ 少しだけ濃いめ。やや紫を感じ、ブルゴーニュとしては深みに欠ける色。 ポテンシャルを感じる力強い旨味と未熟さを感じる香り。紫を中心としたベリー。 ガメイ的な固さを感じるが、甘露さや旨味が滲み出てきてる。 やや量が多いが良質と思われるタンニン。少し噛み応えもある。 やや弱めの酸。 思いの外、後味が長い。 力強さを残しつつもエレガンスを演出する近代的なバランス感覚。 ジュヴレの造り手ということもあるかもしれないが、パワーはある。酸以外はポテンシャルの高さも思わせる。 これをセラーに入れるか、村名以上を試すか、と言われれば悩むが、値付けは非常に好感が持てるので応援したくなる。 本拠地がジュヴレみたいなので、上位キュヴェは熟成ポテンシャルとかは期待できそう。

hamuito

ジュヌヴリエールというとムルソーの畑が思い浮かびますが、Genevrieresを仏和翻訳すると杜松(ネズ)というヒノキ科の常緑樹のようですので、畑の付近に杜松の森があるとかあったとかでこのワインの区画名なのかも知れませんね。 (^_^)

chambertin89

わざわざありがとうございます！調べようかとも思ったのですが(笑) ムルソーが有名なので、もっと格好いい意味かと思ってました。でも、ありがちな気もしますねー。 まさかムルソーのあの畑にピノは植えてないよな…とか考えてみたり。

hamuito