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2.5
2019 ローラン・ポンソ ジュヴレイ・シャンベルタン キュヴェ・ドローヌ コート・ド・ニュイ ブルゴーニュ/フランス naga cie manさんと道草・その3 火曜日のワイン。 連休明けの仕事帰りに、naga cie manさんと待ち合わせて池袋のデパ地下でサシで角打ちすることになりました。 3杯目は、ローラン・ポンソの赤白飲み比べセットからの、村名格ジュヴレイ・シャンベルタンのグラス。 明るいラズベリーレッドっぽいルビーの外観に気分が上がります。 香りもラズベリー系の赤果実が美しく、とても良い感じです。 口に含むと…アレレ? 直前の素晴らし過ぎるムルソーに感覚を持っていかれたのか、このワインが繊細過ぎるのか、あるいはその両方なのか、あまり訴えかけてくるものを感じません。 ピュアな果実感とキレイなミネラル感があり、上品で繊細なワインであることは間違いありませんが、些か押しの強さに欠けているように思います。 今回は、白ワインの後に赤、という「常識」に従って、ムルソー→ジュヴレイという順にいただきました。 しかし、ムルソーの前にいただいたら、まったく違った感想になったのでは? という気もしてきて、ワインに対して、少し申し訳ない気持ちになりました。 そういう後悔を持つに至ったのは、実は、この後いただくバルベーラを飲みながら、このグラスに戻ったことに起因します。 バルベーラといえば、タンニンレスな品種で、この日のワインも正にその典型。 そのバルベーラの後に、メリハリに欠けると不満を抱きはじめていたピノ・ノワールに戻ると、口の中に「あれ?ネッビオーロ⁇」と勘違いするような、強いタンニンの収斂を感じたのです。 最初にいただいた時には、柔らかでなめらか、ほとんどタンニンの存在感のない赤だと思っていただけに、これは驚きました。 最初に飲んでいる際は、つまらない粗探しばかりしてしまいましたが、このワイン、実に興味深い気付きを与えてくれました。 不平不満を述べるのは簡単ですが、そこから何を見つけ、何を学ぶか? ワインからの教えというのは、いろいろな形があるものですね。
iri2618 STOP WARS
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2019 ローラン・ポンソ ジュヴレイ・シャンベルタン キュヴェ・ドローヌ コート・ド・ニュイ ブルゴーニュ/フランス naga cie manさんと道草・その3 火曜日のワイン。 連休明けの仕事帰りに、naga cie manさんと待ち合わせて池袋のデパ地下でサシで角打ちすることになりました。 3杯目は、ローラン・ポンソの赤白飲み比べセットからの、村名格ジュヴレイ・シャンベルタンのグラス。 明るいラズベリーレッドっぽいルビーの外観に気分が上がります。 香りもラズベリー系の赤果実が美しく、とても良い感じです。 口に含むと…アレレ? 直前の素晴らし過ぎるムルソーに感覚を持っていかれたのか、このワインが繊細過ぎるのか、あるいはその両方なのか、あまり訴えかけてくるものを感じません。 ピュアな果実感とキレイなミネラル感があり、上品で繊細なワインであることは間違いありませんが、些か押しの強さに欠けているように思います。 今回は、白ワインの後に赤、という「常識」に従って、ムルソー→ジュヴレイという順にいただきました。 しかし、ムルソーの前にいただいたら、まったく違った感想になったのでは? という気もしてきて、ワインに対して、少し申し訳ない気持ちになりました。 そういう後悔を持つに至ったのは、実は、この後いただくバルベーラを飲みながら、このグラスに戻ったことに起因します。 バルベーラといえば、タンニンレスな品種で、この日のワインも正にその典型。 そのバルベーラの後に、メリハリに欠けると不満を抱きはじめていたピノ・ノワールに戻ると、口の中に「あれ?ネッビオーロ⁇」と勘違いするような、強いタンニンの収斂を感じたのです。 最初にいただいた時には、柔らかでなめらか、ほとんどタンニンの存在感のない赤だと思っていただけに、これは驚きました。 最初に飲んでいる際は、つまらない粗探しばかりしてしまいましたが、このワイン、実に興味深い気付きを与えてくれました。 不平不満を述べるのは簡単ですが、そこから何を見つけ、何を学ぶか? ワインからの教えというのは、いろいろな形があるものですね。
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