『No.449 トロピカル風味、ふくよか仕立て』   水曜日。週末はまだ先だなぁ...なんて事を思いながら、娘を保育園まで迎えに行き、保育園近くのとんかつ屋でテイクアウトを買って帰る。以前も書いたが、我が家で結構贔屓にしている地元密着型のとんかつ屋竹亭。ここのとんかつはとても美味しいのだ。そして価格もリーズナブル。だから週末は結構並んだりもするわけで。だから我が家はもっぱらテイクアウト。 だから今夜の夕飯は... ・ミックスフライ(ヒレとチキンとメンチカツ) ・ご飯と味噌汁(白菜とにんじん) そして今夜はドイツのヴァイングート・ヴェルナーのマント・ヴァイス2016年をお供に。ドイツの新星だそうで。ドイツワイン好きとしては、ちょっとほっとけないなぁ...なんて思ったりして。 ちなみにセパージュは... ・ミュラートゥルガウ75% ・リースリング25% フフフ...楽しみだなぁなんて思いつつまず香りの方から...ほぉ、パイナップルの香りがふわっと漂う。これが実に爽やか！それに力強い香り。そして一口...おっ、これは良いっ！口に含んだ瞬間、果実の味わいが口の中に広がってとても心地よい。桃やパイナップル、そしてバナナやミントのニュアンスも感じられる。果実味が強いのに、変にダラっとせずに気持ち良い。そして、気持ち良い酸味がキュッと閉める感じがまた良い。 濃い味わいではないけど、ふくよかさや厚みを感じさせる味わい。だからだろう、今日のカツに実に良い相性。僕的にはチキンカツとの相性が秀逸。もちろんヒレカツやメンチにもぴったり。白でもこのふくよかさならシーフードよりは豚や鶏にぴったり。 ミュラートゥルガウとリースリングのブレンドだからか、お互いの良さを引き立てつつ...と言った感じ。ふくよかな果実味のミュラートゥルガウにキリッとした後味のリースリング。もうこれはたまらんなあ。 ドイツの新星ヴァイングート・ヴェルナー、もうこれは期待せずにはいられない！また買わなきゃだ！

カリヤカ・ズノリ