チリ セントラル ヴァレー ラペル ヴァレー コルチャグア ヴァレー カベソー95%、メルロー4%、カルメネール1% 2016年 S$69 黒系メインのベリー香に土っぽさやバニラ、スパイス、スミレ、そしてグラファイト。 口に含むと、香りのイメージをそのまま伝えるような凝縮した黒系ベリーのフルーツに樽由来のバニラや大地感が乗ったどっしりとしたアタック。 陽気なフルーツと樽化粧が上手にマッチしてる。 酸が緩くなくてちゃんと仕事してる所はボルドーライク。 収斂味はまだ強めだけどギスギスはしておらず、エキスが充実してて大地感を伴った旨味を十分に感じられるミドル。 余韻はスパイシー。 でも、フローラルなニュアンスも出ていて、まろやかさが小気味良いフィニッシュ。 この、、、 黒ベリーの凝縮感＋土っぽさ＋樽由来のバニラの構成は、南アのカベソーとチリのカベソー良く感じる共通項です。 自分だけでしょうか？？ いま飲んでも後悔はしないと思いますけど、やっぱり本来の飲み頃は先ですね〜 ググってみて驚いたのが、1stのクロ アパルタはカルメネールが64%、2ndのこの子はカベソー95%。 ヴィンテージによってセパージュがガラッと変わるみたい。 この16vtはカルメネールが上手く熟した年だったんでしょうね〜♪

Toshio Iimura