本日2本目、アヴィニョネージの50&50です。 アヴィニョネージのモンテプルチアーノ産のメルローと、カパンネッレのキャンティ・クラッシコのサンジョヴェーゼを別々に24ヶ月熟成させたものを、半々で混ぜ混ぜ。 こういうことをやらかしてくれるのは、ラテンの陽気が生み出す面白さだと思います。 純粋、純血とか、そういうものへの悪い意味での拘泥には陥らない。しかし、完成度の高さには徹底的に拘る。 どっちが良いか悪いかというのではありませんが、フランスでフェラーリやランボルギーニが生まれないことに繋がるような気がします。イタリアを無闇に礼讃するわけではないのですが、ワインにもそういう姿勢が見られるような感じがします。 酸味、渋み、甘辛のバランスは、すごく整っているけど、構成に陽気さの塊を感じます。 美味しいです。だけど、美味しい以上に楽しいです。

okok530