少人数でのブラインド・ワイン会。 先ずはヴァイングート・ケラーのAbts E Westhofen Brunnenhauschen Riesling Trocken GG 2014年を頂きました。 今やドイツ・ワイン最高峰の造り手の一つで、殆ど入手不可能なグローセス・ゲヴェックス(GG)は特急畑に相当するVDPグローセ・ラーゲの畑から造る最高峰の辛口ドイツ・ワインになります。アルコール度数は13度。 美しいゴールデン・イエロー色。 ハニーに黄色い花やピーチやアプリコット等のストーン・フルーツに、若干のペトロールを感じます。 ドライで、とろっとしたテクスチャーのボリーミーな果実味。それをアンダー・カットするかの様な強めの酸味。美しいミネラル感と余韻で、いつものドイツ・ワインの概念からかけ離れた素晴らしい酒質。 段々と高貴なホワイト・ストロベリーの風味と酸味を感じ始めました。 中々味わえないケラーのGG、感謝でございました。

Marcassin