David Butterfield Beaune 1er Cru写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインDavid Butterfield Beaune 1er Cru(2005)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2021-07-10
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所中戸屋酒店
購入単位ボトル
価格帯7,000円 ~ 9,999円
価格
インポーターフィラディス

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2005 デイヴィッド・バターフィールド ボーヌ・プルミエ・クリュ ルージュ コート・ド・ボーヌ ブルゴーニュ/フランス 土曜日のワイン。 梅雨の合間の夏日、外出から帰ってぐったりしたままの身体に喝を入れるため、少し熟成したブルゴーニュを飲むことにしました。 帰宅直後にいただいたのは缶チューハイでしたが、レアに焼き上げた牛肉には、やはり赤ワインが欲しくなります。 ネットで調べると、デイヴィッド・バターフィールドは2004年にネゴシアンを立ち上げ、初めてのリリースは翌2005年とありますから、このワインは彼のファースト・ヴィンテージになるのでしょうか? ボトルに目を移すと、どデカいアルファベットの「B」の文字が飛び込んできますが、これは“Beaune”、 “Beautiful”、 “Butterfield” の頭文字を表し、「ボーヌの美しさ」を追求する彼自身の情熱を象徴するデザインだそうです。 まずまずの品質の50mmの天然コルクを抜栓し、グラスに注ぎます。 外観はキレイな階調が出ている透明感のある明るいガーネット。 ややオレンジがかった色調で、飲み手を誘うような熟成感が出ています。 今回は、リーデルの古いブルゴーニュタイプと、ザルトのブルゴーニュを使っていますが、ザルトでは、ラルムがとてもキレイに等間隔で流れ落ちていきます。 ラズベリーや佐藤錦のような外向的な赤果実の香りと、プルーンを思わせる熟した黒果実の求心的な香りがちょうど均衡している状態で、つれあい曰く、「美味しそうな香りがぷんぷん溢れ出している」そうです。 リーデルでは、分解不能な熟成香が強く香り、丸く、とてもまとまりのある香りの全体像が描き出され、良く熟成したピノ・ノワールらしさが全開となります。 ザルトでは、土のような柔らかなミネラルが力強く主張し、何となくボーヌらしさを感じます。 口に含むと、とてもジューシーで熟れたピノ・ノワールの味わい。 落ち着いた果実の旨みと優しく全体を支える酸、柔らかく溶けこんで存在感を消しているタンニン、喉ごしを引き締めるミネラル感、余韻に残る意外なスパイシーさ…いつもの癖で、ついつい分析モードに入ってしまいましたが、「充分熟成して美味しい!」だけで、まったく過不足のない味わいです。 バターフィールドのワインといえば、ムルソーをはじめとする、しっかり樽の効いた白ワインを思い浮かべる方が多いと思いますが、このエレガントなボーヌの赤ワインもなかなかのもの。 初めてのヴィンテージで、まだ試行錯誤の段階にあった頃のワインのはずですが、たいへん完成度の高いキレイな仕上がりだと思います。 味わいに関してのグラス比較では、リーデルとザルトの間に、香りほど大きな違いは出ないような気がしますが、リーデルの方がより締まった味わいを楽しめ、私の好みです。 ワインが軽やかで外向きなベクトルを持った味わいのため、ザルトでは拡がり過ぎて散漫な印象になりがち? リーデルでは少し高めの温度(春の室温ぐらい・笑)で、ザルトは少し冷やし気味(真冬の室温ぐらい・笑笑)ぐらいでいただくのが良いと思いました。 比較してみて思うのは、グラスにはそれぞれ固有の「レンズの倍率」や「視野の広さ」のようなものがあって、同じワインをいただいていても、そのレンズを通して見える眺めが違うということ。 今回の比較では、ザルトの方が倍率が高く、より細かいディテールが区別でき、リーデルの方は視野が広く保て、全体像を把握するのに好適という印象です。

iri2618 STOP WARS

L

熟成PNを使ったグラス・ペアリングのレビュー、 とても興味深く読ませていただきました! 私も同様に思うところがありまして、特に熟成が進んだPNについては、ザルトならブルゴーニュ・グラスよりもボルドー・グラス、もしブルゴーニュグラスで比べるならザルトよりもリーデル(オールドワールド)の方が味の締りが良いと感じることがあります!(^^)✨ 逆に、果実味の強いPNには底の広いグラスの方がバランスが良いように感じますが、、こちらはきっと好みとかもありますね☆ そして今回何より注目したのが温度!(目から鱗が落ちたような思いです!)今度試してみようと思います(^^)!

LaraMoon

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Laraさん ご賛同ありがとうございます。グラス選びは味覚の「好み」の要素が大きくなるので、あまり一般化できない気もします。ザルトのブルゴーニュグラスは高性能過ぎて一般道では乗りこなせそうもないレーシングカーのようなシビアさがあるようにも思います。温度に関しては、香りや味わいだけでなく口当たりにも大きく影響するので、やはり重要ですね♪

iri2618 STOP WARS

L

リーデルとザルトの比較! とってもタメになります_φ(・_・✨ iri2618さまのレビューを拝読した上で、 自分でも試してみたくなりました(^^) お引越して収納スペースも増えたし、 少しずつワイングラスも増やしていきたいな…♪

ほろ苦ココア

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ほろ苦ココアさん ザルトとリーデルに限らず、何事も比較することで、思いもよらない発見に至ることがありますね。ほにこさんも、いろいろな発見に出会えるよう、チャレンジしてみてくださいね♪

iri2618 STOP WARS

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