今年初めてのワイン会。次のフライトの始め目のワインは、ドメーヌ・ルイ・ジャド・シャペル・シャンベルタン・グラン・クリュ2005年を頂きました。 オレンジ掛かったしっかり目のルビー色。 ジャドらしいジャミーで綺麗な赤果実にミートやアイアン等の熟成香が出始めた様なアロマを感じます。 熟したふくよかな果実では少しキャンディッシュですが、粗さは感じなく、少しポーカーフェイス的な果実感でしょうか。 余韻はエレガントで、オイリーで粘性も感じますが、未だ未だ飲み頃は先。素晴らしいジューシー感に酸味や果実とのバランスも素晴らしく、グイグイと飲めてしまうグラン・クリュ。。。 それにしてもピノ・ノワールの要素をここまでバランス良く引き出せるのはブルゴーニュのみだと、こういうワインを頂いていますといつも感じてしまいます。

Marcassin

こんにちは。私も色々なクラスのブルゴーニュ05を飲もうと思っており、とても参考になりました。 何事にも通じる事ではありますが、ワインにおいてもバランスが取れているというのはとても大切な要素だと私も思います。 ブルゴーニュ、飲みたくなります(^｡^)

LSV

LSVさま ありがとうございます。 2005年がリリースされた際は、ブルゴーニュ今世紀最高のヴィンテージと称されました。最初はその素晴らしい果実味を楽しんで、皆さん熟成をさせ始めたと思いますが、ここ3年位までは果実味とアルコール、酸味などのバランスが崩れているワインも多く見受けられ、少し心配していました。造り手さんのスタイルや、畑・葡萄の状態での醸造の順番や仕方にも少し左右されるのでしょうが、だんだんと落ち着きを感じております。ただ自分の経験で感じる果実の凝縮感やボリュームは絶対的に80年代や90年代に比べて大きいと思いますので、今後の熟成もある意味目が離せない感じです。 そうですね、何事においてもバランスは大事ですね。

Marcassin