Johanneshof Reinisch Gumpoldskirchner Tradition写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインJohanneshof Reinisch Gumpoldskirchner Tradition(2015)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2017-07-01
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所目白・田中屋
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーターESTATE WINES

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2015 ヨハネスホフ・ライニッシュ グンポルツキルフナー・トラディツィオン テルメンレギオン ニーダーエスタライヒ/オーストリア 梅雨のジメジメした天気が続いています。こんな時は、何か変わったことをして、クサクサした気持ちを晴らしたくなりますね(笑) イタズラ気分半分で、オーストリアの見たことも聞いたこともない品種の白をセレクトしてみました。品種構成はツィアファンドラー60%とロートギプフラー40%…ホントに初めまして!(×2)の品種です。 産地のテルメンレギオンは首都ウィーンを取り巻くニーダーエスタライヒ州の南端、ウィーンから見ても南に位置するオーストリアのど真ん中。名前からの連想通り、硫黄鉱泉で有名なエリアだそうです。 ちなみに、2016年版のJSAの教本によれば、 ツィアファンドラーはオーストリア全体の栽培比率0.19%、ロートギプフラーは同0.23%という希少品種で、グンポルスキルヒェンという地域でのみ栽培されいて、この2種類のブレンドであるグンポルツキルフナーは高級白ワインとして古くから人気があったのだとか。 さて、そろそろ中身に移りましょう(苦笑) まず外観は意外に濃いストローイエローですが、ハッキリした緑のトーンも入っていますね。年の特徴か? 品種の特性か⁇ 脚も少し脂が乗った感じで粘性は高そうです。 香りは全体に圧は低めですが、パッションフルーツ、熟した青リンゴ、レモン、ジャスミン、白茶、生姜、蜂蜜、藺草(⁉︎)…実に多様なニュアンスが楽しめます。 味わいは、先ず最初に甘さを強く感じますが、厚めのボディと繊細な酸とハッキリした苦味とかすかな塩味という味覚的な混乱の中に甘みは回収され、気がつけば強いミネラルの余韻に呆然。 香り以上に複雑な味わいで、これはクセになりそうと言うか、ひと口、ふた口では絶対に理解できない、素晴らしい味覚体験だと思います。後から後から押し寄せる蜜感と生姜的なビターネスも、ちょっと体験したことのない面白さです。 梅雨時の軽い憂さ晴らしのつもりで選んだワインですが、これは凄いですよ! エライものを引き当ててしまいました(もちろん良い意味で・笑笑) ところで、オーストリアと言えばウィンナーシュニツェル! ですね。もちろん、このワインならバッチリでしょう。しかし、今晩のご飯は、注意深く仔牛を避けるように豚しゃぶと馬刺し(涙)でも、お魚よりはお肉全般に合いそうですよ。 こういう面白いワインには、少し大人な音楽を合わせたくなりますね。 オーストリアと言えばモーツァルト。このワインの味わいに合わせてリヒテルのピアノソナタを選んでみました。 簡単そうな曲ほど難しいことが腑に落ちて、情緒的な旋律こそ理知的に弾くことでエモーショナルさが際立つという「年の功」としか言い様のない素晴らしく大人な演奏です。 もうひと組のCD、梅雨時の定番、クレーメルとアファナシエフによるブラームスのヴァイオリン・ソナタを続けて聴いています。 モーツァルトの100年ほど後、ウィーンを中心に作曲活動に勤しんだブラームスの「雨の歌」と呼ばれるソナタが、この季節にオーストリアの白ワインに合わないハズがありません♪ 自画自賛ながら、ホントに素晴らしいマリアージュでございます。ぜひお試しあれ☆

iri2618 STOP WARS

L

iri2618さま 普段メインに飲んでいますフランスやイタリア・ワインに比べますと、オーストリアはとても個性的な感じが致します。自分の本当の好みではありませんが、たまに飲んで勉強してみたくなるのが、オーストリアかもしれません。 リヒテルやホロビッツ、グレン・グールドなど産まれた国、時代背景を感じる個性的?な演奏だと思います。今の方々はもう少しリラックスして聴ける様な。その中でもクレーメルのヴァイオリンはとても好きです。

Marcassin

L

マイナーなオーストリアでさらに0.2%しか作られてないなんて幻ですね!スゴイ!! そして味も最初甘いアタックながら味はしっかりなボディにミネラル感があり美味しそう〜♪ 先日のワイン会で飲んだ自分持参のヴァッハウの名手のグリューナーの熟成ワインも素晴らしかったしオーストリアも注目ですね!

YD

L

iriさんの茶目っ気たっぷりの 行動とレビューが今夜はとても心地よく響きます(^^)♥ 美味しかったんだ~って 盛り上げといて 大人な音楽にいっちゃうあたりが大人だな~♪なんて…

みか吉

L

Marcassinさん たまたま同じようなことをやってますね(笑)オーストリアは、いろいろな意味で面白い国ですね! 洗練と野暮が部外者には区別できない、微妙なものが多くて困ります。ワインの印象も同様で、よく見れば凄いのに、わかりやすい出っ張りや凹みがなくて、アピールし難い感じと言えば良いでしょうか? ワインづくりの中にマーケティングが組み込まれていない、ひと昔前のクラフトマンシップの世界? ただ、最近の潮流は、そんな前近代的なものにスポットライトを当てていますから、周回遅れのトップランナーになりそうな勢いもありますね(笑) リヒテルというピアニストは、若い時代の録音はあまり好きではなく、このモーツァルトのCDで初めて好きになりました。派手に弾いてやろうとか斬新な解釈を示そうとかいう「欲」が抜け切った感じの軽さと、波瀾万丈の人生経験による厚みがちょうど程よく折り合った大人の味わいのある、しみじみした名演だと思います。東西冷戦の最前線だったウィーンを抱えるオーストリアのワインとは、経歴的にもぴったりかな?と思いました☆

iri2618 STOP WARS

L

YDさん オーストリアのワインは、ヤフオクでも狙い目っぽいですね。投稿されていたのはピヒラーでしたっけ? ヤフオクに出てくるだけでもビックリですが、すかさずゲットするYDさん、流石です☆

iri2618 STOP WARS

L

みか吉さん ちょっとした息抜きにご賛同いただき、ありがとうございます。これ飲んでたら、ホントに聴きたくなったんですよ! この我慢できない思いは、大人というよりはお子ちゃまな感じですが、CDの方は、実に大人っぽい名演です。モーツァルトの3曲は、この演奏がベストなわけではありませんが、ブラームスはこのアルバムがベストだと、個人的に思っています。機会があれば、ぜひお試しください☆

iri2618 STOP WARS

L

オーストリアの前に飲みましたがなかなか侮れませんよね♬

大ニック

L

大ニックさん このワイン飲まれましたか⁉︎ いま流行りのスタイルではない感じが良いですね♪ 一見野暮ったく見える、分かりにくい洗練さを感じました(笑)

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